2023年12月22日金曜日

今年も残すところ後二日に・・・

 今年も後残すところ二日間となった。周囲は何時もと変らない光景だが、どういう訳か「気が急く」感じだ。年末が醸し出す空気感かも知れない。中学校1年生と2年生、それに保護者集団を乗せたバスは予定通りに金剛山に向かった。現地情報では雪は降っておらず、又「アイゼン」を全員分持っているので雪道でも安心できる。生徒を挟むように教員が付くので列にはぐれたりはしないがそれでも生徒の監視を怠るなと校長先生に言った。 

高校校長と入試担当の教頭と来年度入試の現状について膝突き合わせたミーティングを持った。現在は個別相談会の真っ最中であるが、これも明日で終了する。学校での入試説明会では過去新記録となる参加者を得ているしこの個別相談会でも新記録の数値である。間違いなく「浪速高校の人気度」は極めて高そうだ。年明け早々に始まる公立中学校との相談会で我々は「学校5日制+アルファ(土曜日の有効利用)」と教職員の「週休変則2日制」についてしっかりとご説明することの大切さを議論した。浪速中学校の1次A入試の志願者は丁度昨年並みのペースでありこちらはじっくりと構えて対応すうように指示した。 


9時過ぎ、中学校舎新築工事、請負のゼネコン、南海辰村建設(株)さんの営業、設計、工事部門の責任者が年末のご挨拶に来てくれた。会談は仕事が順調に行っているだけに極めて和気藹々であった。来年の10月頃に「上棟式」を古式ゆかしくやると私は申し上げた。中学生全員が「引き綱」を持って掛け声を出す光景が今から目に浮かぶ。 


10時に私は学校を後にして千早赤阪村の多聞尚学館に向かった。そこで昨日から学習合宿をしている中学3年生の学院長講話である。昼食前に少しの時間を借りて「激励」をした。昼食は地元のレストランの方に作って頂いた「おにぎり」とお母さんが作ってくれた「豚汁」である。講話の後、私も豚汁をご相伴に与った。そうこうしている内に金剛山から第一陣の中1が帰って来て、これまたお母さんの温かい「豚汁」で冷えた身体を温めるのである。私は講話の後、PTA会長以下30人のお手伝いに来て下さった保護者にご挨拶し、学校に舞い戻った。15時30分、西田校長から登山組は全員が無事に多聞に入ったと連絡があり、安堵した。外気温は1度でありまさに「耐寒行事」であった。