2023年12月20日水曜日

2学期終幕に向かって

 ここ2週間、学校の先生方は私を含めて毎日、目の回るように走り回っている。まさに「師走」である。今日は2学期の終業に当たり、まず「神前奉告」の儀がありその後「終業式」であった。神前奉告は生徒と教職員打ち揃って、学院神社の大神様に無事に過ぎ去った2学期の「感謝」、そして「行く年への惜別と来る年への健康・安全安心・安穏平穏・学業成就」他を神様に「祈願」した。その後場所を移動し、学院長として今年最後の「学院長講話」があった。遂に浪速100年の特別公演は終幕となりつつある。昨日の理事会・評議員会を済ませ、生徒へのけじめである終業式、そして教職員へのけじめである「職員会議」を済ませ、一応公式な私の仕事は今日で終わった。


しかしこれで学校はお終いではなく、まだ余震は続き、23日まで学校は様々な予定が組まれている。高校は特別講習があり、「中学は多聞合宿とか金剛山登山」とかがあり24日のクリスマスイブの日から学校の門を閉じる。教職員は明年1月4日までが冬季休業である。5日に教職員は新年最初の職員会議を以って新年度がスタートする。神前奉告後の「学院長講話」で私は様々な事を話したが、最後に今日で胸に付けている「開校100周年バッジ」を取り外し記念にどこかの保持することを生徒に勧めた。この素晴らしいバッジは何にでも取り付けられるし利用出来ると話した。カバンの何処かに小さな穴を明けて取り付けるのもアイデアである。そして胸のバッジの代わりに最後の100周年開校記念品として生徒にマーク入りのボールペンを高1,高2,高3、中学全体と4種類に色分けしたペンをプレゼントし学業への志を固めるように諭した。ボールペンの授与はそういう意味である。



14時からの職員会議では昨日の理事会・評議員会の資料を使って全教職員に中身を報告した。そのパートは詳細な別紙付きで:

*(3)「学校の形」の変革

「(株)浪速教育振興(NEP)」(Naniwa Educational Promotion)の発足  別紙

「学校週5日制=週休2日制」の導入                    別紙                    

理事会の議事や状況をタイムリーに教職員に告知することは大切な事で私は当初から資料を自分で作り自分の言葉で発言したことを先生方に知らせて来た。組織のトップが自分の声で話すことが一番必要である。昨日の会議で新会社の設立と学校週5日制(週休2日制)が満場一致で承認されたことを知らしめたのである。遂に「号砲は鳴った」。来年の2学期から今の50分授業が45分授業になり、7限目をぶら下げ、今まで以上に教材研究、授業の展開など、なかんずく授業開始時間の厳格さが求められると私は強調した。45分授業が40分授業時間になってはならないのである。来年度の最大のテーマは「学校週5日制」であり何としても成果を出さねばならない。全教職員一致協力して参りたいと職員会議で話を結んだ。