2026年10月27日火曜日

「コントラバス・クラリネット」購入

 少しでも外部から経営資金を集めるべく、民間会社「(株)浪速教育振興」を設立して、まず昨年9月から「焼き立てパン・ブルショップ」を直轄経営し、今年の9月からは天空レストランもその形にしてきた。順調に立ち上がっており、「爪に灯をともすように」して外部資金の確保を狙って人材を投入し、「知恵と工夫」で精魂込めて営業している。今まで本校は公益法人としての補助金収入だけに頼って来たが、今やNEPを通じ、貴重な外部資金を得て来ているのだ。額は本当に小さいが「塵も積もれば山となる」である。しかし一方で微々たる外部資金を得ても、教育活動には比べようもない大きな支出が時にある。例えば吹奏楽部への楽器の準備には驚くような金額に私は驚く。例えば「コントラバス・クラリネット」という楽器が有るが、2年前に発注して漸く今日楽器が届き、部員への授与式となった。何と金額は「600万円」である。1台600万円ですぞ! 


聞いたことも無かった名前だが、フランスセルマー社(Henri Selmer Paris)という楽器メーカーが有る。1885年にアンリ・セルメールと言う人によって設立されたフランスの楽器メーカーで、サクソフォーンやクラリネットなどの管楽器を中心に製造している世界的なメーカーだと言う。クラリネットに関しては現在シェアトップのビュッフェ・クランポン社と同様ソプラニーノからコントラバスまでを製造、この中でこの度、本校はコントラバス・クラリネットを購入した。木製かつストレート管で製造をしているのは同社が唯一と言い、この楽器を持つのは今やステータスだと言う。セルマー製のコントラバス・クラリネットと言えば管楽器の中で垂涎の楽器と言う。私は全く知らないし、今まで聞いたことも無い。だから納期が長く2年、金額が600万円を超えた。 


吹奏楽部は学校に大きな貢献をして呉れてきている。入学式や卒業式、入試説明会など今や欠かせない。又このように楽器の充実に理事長が「大判振る舞い」するのだから部員も頑張ってくれて私が着任した当時は部員数が4人と言うぐらいだったのが今や100人を超える大所帯となり、学校の規模の発展に大きな寄与があった。私は積極的に理事長支援特別クラブとして「まず楽器の購入」を進めて来た。着任以来、投じた資金は定価で言えば7000万円を下らないのではないか。部員は励み、その結果、今や4年連続関西大会への出場権を手にし、後は全国大会への出場だ。 

「11月5日には奈良の橿原神宮での奉納演奏」に本校役員、部員、在校性代表、保護者を含め総勢350人の大部隊が拝殿広場に集結し、本校の吹奏楽部以外では演奏できない「海道東征浪速」を演奏吸する。楽器を持ち、演奏する生徒は100人を超える。街道東征とは初代天皇、建国の神とも言うべき「神武天皇」が日向の国美々津の港を出発し、艱難辛苦の上で奈良橿原の地で「日本と言う国」を建国された一大叙事詩である。昭和15年北原白秋作詞、信時潔作曲の交声曲カンタータを吹奏楽用に編曲して本校の「学院曲」にすべくプロヂュースしたのは私である。少しの時間を貰って当時の経緯を生徒に話した。部員の顔を見ると、お金はかかるが、吹奏楽部への支援について「つべこべ」言わないようにしようと決めた。それにしても楽器代って高いなーと思う。