2019年12月21日土曜日

「楽しい学校、グッド・スクール」へと!


昨日で2学期が終わった。最も今日から冬季講習や多聞尚学館での校外学習が「目白押し」である。今朝、難関大学を目指している高3のセンター試験対応の特訓の為に多聞尚学館に向けて、24日までの予定で出発した。バスの中で激励したが、今一つ「高揚感」がなかったな。今の生徒はクールで、熱い校長と大分乖離しているのが些か残念だ。



しかし昨日で本業が無事に終わったと思えば「ほっと、一息」という感じだ。極めて順調だった。私はこの「2学期が終了した時の感じ」がとても好きである。1学期はとにかく新年度の離陸を上手くやることに勢力を使い果たす。2学期は浪速祭、海外修学旅行、そして何より「入試広報活動」だ。


来年度の飯の種をまく涙ぐましい入試広報部の努力は素晴らしかった。今はこれらが終わったことによる安堵感があるから良い感じなのだろう。最も今日も「校内見学会」があり、受験生が訪問してくるのでその対応もあり、これは来週も続く。3学期は卒業させ、大学に進学させ、そして高校、中学校の入試がある。緊張感の連続で気が休まる暇はないのが3学期である。学校というのは忙しい所だ。しかし面白い場所だ。

 
 
 


全教職員が一致協力して目標に向かって頑張ってくれており、本校の強みは全員の「ベクトル」が合致している事だと思う。これほどの武器は無い。特に大きな組織である高校入試説明会で私が最近強調していることは浪速の目指す学校とは「楽しい学校、グッド・スクールに向けて」である。「普通の良い学校」のことだ。卓越した学校、エクセレントな学校でなくとも良い。普通に使われる「良い学校ですね!」と言われることが殊の外嬉しい。

 

グッドスクール、その心は神社神道の精神を教育の礎に様々な行事や活動を通じ「思いやりの心」「感謝の心」「豊かな心」を育み、現代社会の急激な変化に対応しながら「生き抜いていく力」を養うことを本校教育の根幹に据えている事だ。その為にはまず「考える力」「判断する力」の基礎となる「学力と教養」が極めて重要であると考えているから、まず本校は「生徒の学力伸長」を図り、「進路実現」に最大限の支援を惜しまない学校でなければならない。単に大学進学だけの受験学校であってはならない。

 

私は「最高の教育環境」を提供するのが私立高校の拠って立つ所似であるとの強い思いから、本校で学ぶ生徒が「誇り」を持てる圧倒的な最高水準の教育環境を整備し、それを実現した。そして常にリフレッシュし続けている学校である。そして基本的に、学校は「楽しい学校」、「生徒が誇りをもてる学校」でなければならないと思っている。毎日、通学するのがワクワクする学校、友達と会うのが楽しい学校作りを目指している。これが=「 楽しい学校、Good School, 良い学校 」=なのである。

 

「学習支援」「部活動支援」「為になる学校行事」など、「生徒第一主義」を掲げ、とにかく「自由でウイングの広い、面倒見の良い学校」を目指し、その方向に向かって実現しつつあると自負している。だから現在中高の生徒数が2500人を超える学校に育って来た。大きな特徴は「授業料無償化」の動きもあり、「本校入学者の専願率が年々上昇」していることだ。



この3年間で17%の専願者の伸び率である。総生徒数の半分以上は「浪速で学びたい」と覚悟を決めて専願で入学してくれている。我々の責任は重い。私も入試説明会に参加してくれている受験生に言っている。


きみたちの輝かしい未来のために 「 楽しい学校、Good  chool , NANIWA」で良いスタートを切ろう!!と。