情報企画部の提言でパソコンが変わった。ウインドーズのOSが10から11と最新の型にグレードアップだ。理由は少し応答がおかしくなってきたからだが、細かいところで操作が異なり、まだ使い難いが仕方がない。慣れるしかない。またこの際、モニター画面も従来の23.1インチから31.5インチに格段に大きくなった。加齢とともに目の調子が落ちているからこの大型画面は助かる。相変わらずパソコンには弱いが私には情報企画部のPCの達人のH先生やT先生など多くいるのと秘書役の男性職員のKさんが常に助けてくれるので本当に有難いと感謝している。全ては私が採用した人材だから、この先も大きく育って欲しいと思う。
11月は高校では自治会、中学では生徒会の役員改選があって新旧の役員が理事長室に初めて入ってくる。生徒が私の執務室に入る機会は極めて少ないが、年に一回の、この時は私は「満面の笑み」で迎えることにしている。まず高校から旧役員の生徒挨拶、その後新役員の挨拶、引き続いて中学という段取りである。理事長から慰労の言葉とこの組織をまとめる苦労の経験は間違いなく将来の君たちを助けるなどと激励し、高校の旧役員には図書券、それに浪速のロゴの入ったキーホルダーの授与である。これらの選挙は本当に見事に民主的に行われ、複数の候補者があるくらい活性化している。これは本校生徒の「民度の高さ」を示していると私は喜んでいる。
昨日は引き続いて連休明けの5日にお迎えする「カナダのレジャイナ大学の学長以下7名の幹部」をお迎えする会場の準備状況を視察した。本校はこの度この大学と包括的な連携契約を結ぶことし、5日はその「覚書調印」がある。わざわざオンラインではなく学長自ら訪日され、私との調印に臨んでくださるのだから、それなりの礼儀として準備を整え対応しなければならない。席順やクイックランチのテーブルなど私はアドバイスしながら準備を終えた。建物が美麗であり、またお出しするサンドイッチもすでに2回も試食している。このように「海外の大学との学校外交とは如何にあるべきか」を後輩たちに教えておかねばならない。若い時にニューヨークに駐在し、多くの企業や大学を訪問し、歓待を受けたことが大いに役に立っているのである。