普通の校内人事だから、敢えて当方からは対外発表をする考えは全くなかったが、さすがに著名な遠山さんだ。今朝の5時配信のスポーツ紙デイリーのwebニュースで「遠山昭治硬式野球部監督の退任」の記事が流れた。その記事と写真をママにアラウンドに転記する。遠山さんには感謝以外の言葉がない。本校の硬式野球部が最も苦しい時に私は「三顧の礼」でお迎えした。全てをお任せし、5年間指揮を執って頂き、部員には遠山野球の何たるかを教えて頂いた。人間的にも素晴らしいお方で部員や保護者から信頼され慕われていた。私は良く話す機会があったが「ああ、遠山先生は生徒を想う教育者になられたなー!」と思ったことは何回もあった。浪速での5年の経験をその輝かしい人生に加えていただき、さらに大きな有意な人間として斯界でのご活躍を期待致したい。「遠山さん、本当に有難うございました。」
元阪神の浪速・遠山昭治監督が退任 再建託されるも5年間で結果残せず、後任に井上雅文氏
退任する浪速・遠山昭治監督
大阪・浪速の野球部監督・遠山昭治氏(57)が退任することが25日、分かった。2019年に監督に就任したが、5年間で結果を残すことはできなかった。
かつて阪神などで活躍し、現役引退後はコーチも務めた遠山氏。浪速の再建を託され「常にベスト8のレベルにあるチームでありたい」と目標を掲げていた。ただ、同校が10年以降、大阪府大会でベスト8に進出したのは12、16年の夏のみで、決して簡単なことではなかった。
コロナ禍で練習時間の制限など、監督としての船出は厳しいものだった。制限が緩和されて以降も大阪桐蔭、履正社など私学の強豪、近年レベルが上がっている公立校相手に勝ち上がっていくのは厳しかった。今夏の大阪大会では3回戦で上宮、秋季大会では4回戦で大商大高に敗れた。
後任には1995年のセンバツで市岡のエースとしてマウンドに立ち、長年、浪速の野球部を支えてきた同校教員の井上雅文氏(46)が予定されている。
所用があって昨日は東京に行って学校には顔を出せなかったが、「12月7日の第3回高校の入試説明会」の参加希望者の数が気になっていたが、今朝、入試広報部の近藤教頭先生から報告を受けた。何と今朝段階で901名とあった。これは新記録である。昨年が最終日で601名だったから7日当日までの日数を考えるとまだ901人より伸びると考えられる。近藤先生も驚いており、背景を少し探ったみたいで、「そんなに評判なら一度、浪速を見ておこう」と考えている受験生が多いと言う。私は電卓を片手にシミュレーションしながら「教室数の想定」に余念がない。
公立中学は現在2学期の校内考査の時期で12月7日以降保護者を交えた進路相談が始まるという。その進路先に浪速高等学校があるなら、こえは嬉しい限りである。本校は常に受験生と、保護者には門戸を開放している。12月14,15日は個別相談会を終日行うし、14日は臨時かつ追加の「第4回入試説明会」を入れている。来年度高校入試が遂に山場を迎えつつある。