2024年11月30日土曜日

革新・変革こそ進歩・発展への道

 遂に11月も今日は30日、「晦日」となった。“かいじつ”と読んだり“みそか”とも言う。漢字はどちらも晦日だ。陰暦で、毎月の末の日で、“つごもり”とも言う。12月31日はご存知のように「大晦日」、実に日本語には味わいがある。「3Sの日」だが第6回目の中学校入試説明会があるので自学自習教室だけオープンにしている。年末故に28日の職員会議で私は12月5日に「賞与・一時金」を例年水準で支給することを表明した。年末故に従来の月額給与の〇ケ月分に加え、専任教職員には定額分として更に10万円を上乗せしている。当然だが教職員に決まって給料を停滞無く支払うことが可能となる強靭な健康体の学校作りの為に私はこの学校に存在している。 

昨年のこの日の職員会議で私は「学校の形」を以下に述べる如く、「大きく変える施策」を発表したことを鮮明に覚えている。実に大きな、かつ「重大な発表」であったと思う。大正12年4月30日の開校から100年、この間、実に様々なことがあったが歴代の管理職や教職員の働きで「今日の浪速」がある。しかし少子化の進展や高齢化社会、ネット社会、AIの出現など「新しい時代」を見据え、同時に「教職員の働き方改革」も推し進めなければならない。総合的に考え、私はここ数年考えていた「学校の形」を発展的に変えるのは今だと判断し、昨年の今日,11月30日に初めて教職員にその概要を述べた。

 その中身とは:

1      浪速高等学校・中学校の「学校5日制」の実現

2      生徒の土曜日の使い方として3Sの導入「Saturday  Something  Special

3      教職員の土曜、日曜の連続休暇を可能とする「変則週休2日制」の実現

 4  民間営利会社「(株)浪速教育振興」を設立し、教育と付帯的業務のすみ分け

 5  賞与・一時金の基準月数を年間〇か月から▲か月に1か月分のベースアップ

 6  新中学校棟の建設 令和7年3月竣工

以上の全てが間違いなく「現在進行中」であり、多方面に渡って極めて大きな効果を上げつつあることを実感している。

今日は「第6回浪速中学校入試説明会」と受験生への「受験対策勉強会」を実施しているが、参加者は昨年の1.5倍にもなっている。「浪速中学に目を向けて頂きつつある」という事だと私は思う。高校は12月7日の第3回説明会への参加申し込み者は978人と昨年の最終数値である601人を1.62倍にもなっている。また本日は午前午後と「個別の相談会」を設定しているがこちらも多くの方の参加申し込みを受け付けている。決して自信過剰でないし、「驕ってはいけない」が「変化あるところに人は関心を寄せる」というのは真実だと思う。だから我々は常に進化し続けているのだ。3年前も1年前も今年も全く同じことではなくて「革新の旗」を掲げ、歩きながら、時に走りながら「屋台骨を改善」しながら、同時にそこに「集う人々の意識変革と改革への熱量」を上げることこそが組織には重要だと分かる。