さぁ、明日は遂に「浪速中学校第2回目のプレテスト」の日となる。当方は受験生を迎える準備は万端、整った。最後の詰めとして私は建設中の新校舎の「モデル教室」のICT教育のデジタルコンテンツとしてICT教育のビデオ紹介マッピングを見に行った。「最高の出来で言う事なし」だ。今から8年前に遡るが、当時はグーグルの端末「クロムブック」を日本で使う学校は殆ど無かったが、我々は中学校から一斉に使い始めた。教員はグーグルのICT教育の資格試験を受験し、認定された。まさし「本校はICT教育の先進校」であることは間違いない。この本校のICT教育の映像の一部を見てもらい実感して欲しいと、工程的に無理を承知で、ゼネコンの南海辰村建設さんにお願いし、モデル教室を先行して作って貰い、初めて明日受験生に上映するのだ。
くしくも今朝の新聞は7年度の私立中学、私立高校の募集要項が各紙に載っている。総募集人員で言えば、中学が59校で7403人、高校は94校で30718人である。前年度に比べ中学は51人の減、高校は519人の増とあった。この定員枠をベースに今後は具体的な入試が年明けから始まる。明日本校で行われる中学の第2回プレテストはその前哨戦の最後を飾る一大プロジェクトである。最終の入学者数はこの2回目の言わば「模擬試験の受験者」から何名本校に入学を希望するかにかかっている。肝心の受験申込者であるがここ数年では最も多い数である。分母が多いことは、いわゆる「戻り」が多いことになる。我々は令和5年入試で入学した148人を超える入学者数を期待しているが果たして結果は如何に?
その為に作ったモデル教室であり、中身は現中学校の新校舎建設チーム長であり、教務・進路指導部長のT先生が主導して、業者さんとともに制作してくれた。優秀な教員である。この映像デジタルコンテンツ、明日限りでは勿体ないから来年度の本番入試まで希望者にはご覧いただくことにし、関係方面に広報をしている。今後の学科教育にICTは欠かせない。本校には完全な環境整備と積み重ねてきた「ICTのノウハウ」がある。しかし、あくまでICTは効率化のツールであり、基本は生徒と教師の言葉と熱気が行き交う触れ合いこそが本校指導の基本である。自信をもってPRして参りたいと思う。浪速中学校は校長先生以下、今燃えている。らんらんと燃え盛っている。