2025年12月3日水曜日

浪速中学テニス部は今や全国レベルの強豪校に!

 これほど理事長を喜ばさせた快挙は久しぶりだ。本校の中学生運動部のテニス部の評判は一般的には案外と府内で知られていない。時々来客にPRするのだが、「えー、そうですか?テニス部?」「浪中の空手道部は全国チャンピオンだとは知っているのですが?」との反応が一般的なものだ。そう浪速中学のテニス部は今や府の最強豪校であり全国中学生テニス選手権大会のトップレベルであり今年は第52回大会で大阪代表として「女子団体が初の全国優勝」を成し遂げ、「男子ダブルスでは2回目となる全国優勝」を成し遂げた。この成績を知れば全国の強豪校だという事が一目瞭然で分かって貰えるだろう。 




福岡県博多の森テニス競技場で行われ、会場は「浪中の躍進」に大きな歓声が上がったと聞く。私はこの記念に部員42人全員に「ラケット入れ」をプレゼントした。もっと良いものはないのかと顧問の高畑先生にしつこく聞いたが「これが欲しい」と全部員の返答だったと言う。恥ずかしいことに私の名前をラケット入れの表面に刺繍で入れて欲しいとの条件付き要望だったそうだ。恥ずかしいが部員全員の強い要望に応えた。その後の府内の大会でこれが他校のテニス部の知るところになり、今や浪中のテニス部はこれでも評判を呼んでいると言う。理事長に抱かれてきたラケット袋から取り出したラケットで勝負するというところでテンションが上がり、次は男女団体のアベック優勝を狙っていると言う。 



今週末の土曜日の6日は「第3回目となる高校の入試説明会」であるがⅢ類の入試基準とボーダーラインを少しだけ触ったが、果たしてこの影響がどう出るか、大変な関心事項である。正直想像が付かない状況にある。高校3年の卒業クラス数は21クラスだが今年は25クラスの入学生だった。従って昨年並みと考えれば、後4クラスの準備が必要だがこれは既に案が昨年段階で用意されており、問題は無いのだが、全国的に高校授業料完全無償化が正式に国策として決定されていることが、どのように受験生の動向に影響を与えるのか読めない。専願性が増えても我々の許容収容人員数内で収まるように計画したが、これが当たるかどうかが大体6日の来校者数で読めるだろう。 


明確に書いた方が良いと思ってここに記すが、「浪速高校の1学年単位で用意する最大クラス数は25クラス」である。専願併願合わせて最大25クラスで物理的に満杯である。学校設置者としての希望は出来れば23クラス程度になれば安心であり、その為に入試基準を改め周知徹底してきた。ご理解を賜りたいと思う。「非常最大の25クラスホームルーム教室の配置」を今朝ほど決めた。来年になれば工事に着手し、25クラス分の素晴らしい教室を3月末までに用意する。この動きは令和9年度入試まで続く。最終的なイメージは高校は25クラスx3学年=75クラス最大という計算になる。1クラス40人となった場合は総合計はミニマム3000人ぴったしになり、43人とすれば3225人となる。45人となれば3375人となるが、本校の教室の広さは標準の1.33倍であるから、収容自体は問題はないが「学則定員」とか「他の私学とのバランス」と言う「世間体」は考えねばならない。