2025年12月15日月曜日

12月15日その2:仕込みは終わり次なる手を!

 先週の13日、土曜日の第4回高校入試説明会が終わって、表現方法は些か気になるが「仕込みの時」は終わったと先週のアラウンドで書いた。1昨年は3回であったが昨年度は私の強い指導で元の4回に戻し、今年も同様に4回を行った。来年も4回行う。「のぼり調子」の今、敢えて生徒を集めるための門戸を狭める必要はないと、当時強く関係者を責めた事を思い出す。本校の正門はシンボルである。このような広い大きな門は他にない。最後の最後まで「来るもの拒まず」で門は開放せよ。好き勝手に説明会と言う最後の砦を無くするべきではない。何れはそのタイミングは来るにしても今ではないと判断できる、この感覚が重要である。高校授業料完全無償化という極めて大きな変動が有る中で得た「時列的データや数値を凝視」し、次の戦略を考える為に理事役員と入試広報部は存在する。 


13日の夕方と今朝ほど、副理事長、理事・高校校長、理事・中学校長の校内理事4名と入試広報部の近藤教頭で計4回の入試説明会の参加者人数から過去の数値を参照に「あらゆる視点」で来年4月の入学者数のシミュレーションを行った。その結果、参加者数値を根拠とする入学者数は読めて来た。次は年明け早々に始まる「教育相談」の結果で同じような事をやるが恐らく大きな数値の変動はないと踏んでいる。だから「仕込みの時は終わった」と書いた。1月からは入試に関する実作業が始まる。手違いなく粛々と進めるだけである。全ての受験生はまだ少しは変動はあるにしても受験先高校を既に決めている。仕込みは終わったのである。 


私は浪速高校、浪速中学校の「近未来予側」について十分満足している。現在の総在籍数を超えた新記録となると思う。現在が3350人程度だがこれが3500人を超える一大マンモス校となる可能性が高い。私の責任はこれらの本校で学ぶ生徒と働く教職員の方々へ更なる満足を供給できる更なる「ハードとソフトの改革と進化」、「組織改編」も極めて重要である。ここまで組織が大きくなると「学校法人」と「学校事務」は明確に分離共有するのも一案である。「入試広報部の改編」も考えなければなるまい。「保健体育科の体制強化」も焦眉の急だ。ますます魅力ある施策としての「SATURDAY  SOMETHING  SPECIAL (3S)」の新たな付加価値の増強も必要だ。「やるべきことは次から次へとある」。仕事に終わりはない。