2025年12月15日月曜日

16日その1:来春4月「専任教諭として採用が内定した数学科M常勤講師」

 理事長・学院長Aroundを拝読して           中学所属 数学科 〇〇 〇〇



大阪府立鳳高等学校卒、和歌山大学教育学部学校教育教員養成課程卒、

 まず初めに、浪速学院に着任して3年が経ち、このすばらしい環境で多くの経験を積ませていただいたことに改めて深く感謝申し上げます。理事長学院長先生をはじめ、多くの教職員の先生方のおかげで、私は浪速学院の一員として学び、成長し続けることができています。 

 日々理事長・学院長Aroundを拝読し、感銘を受けた内容はとても多くございますが、その中でも、特に心に残っているのが、415日の『理事長ロングインタビュー』、719日の『私立は全教職員が広報を担い、経営を担っている感覚で!』、911日の『24時間、365日「次の一手」を考える』です。『理事長ロングインタビュー』では、浪速学院が掲げる教育理念を改めて深く理解することができました。長年築き上げてきた教育の姿勢や環境の豊かさを再確認するとともに、私は一教員としてどのように日々過ごすべきなのかを考えさせられました。特に理事長学院長先生が「後で読んでわかりやすい文章になるように話す」「語彙や言い回しを熟慮する」と述べられていた点は、教師として非常に重要なことだと感じました。生徒や保護者との連絡、教職員同士のコミュニケーション、さらには授業での説明など、相手に伝わる言葉を選び、責任を持って発信する姿勢を今まで以上に大切にしていきたいと強く思いました。 

また、『私立は全教職員が広報を担い、経営を担っている感覚で!』では、私立教員としての心構えを改めて認識しました。授業や生徒指導だけでなく、学校の魅力や価値を日々の行動で伝えることが、学校の発展につながると思いました。今後は、浪速学院の更なる発展のために私ができることを模索することに加え、「広報」「経営」といった知識を学習することも重要であると感じました。そして、最も深く心に残ったのが『24時間、365日「次の一手」を考える』です。理事長学院長先生の学校での過ごし方や心構えは、一教員としての私の働き方にも通じると強く感じました。まず、「トップは朝早くから現場にドンと構えているのが良い」とあり、教員は教室に早く入り登校してくる生徒の表情や行動を観察することが大切であると感じました。このとき、自分のクラスの生徒同士で揉めている生徒がいましたが、そのことを察知すること、対処することが遅れてしまっていました。周りの生徒が伝えてくれたことで対処することができましたが、対応に遅れをとってしまったことに反省しておりました。その中で、「朝早くからドンと構えているのが良い」という言葉は、私ができていないことそのものであると痛感しました。私は、「一人一人の生徒と向き合い楽しく時に厳しく接する」ことを大切にしております。一人一人と向き合い、「朝早くからドンと構え」、いろんな表情を観察することや対話すること意識してまいります。 

また、「次の一手」を考え「学校は常に進化させておかねばならない」。「細かい事でも変えるという行為が重要」とあり、この言葉は学級経営や授業準備などの日々我々が行わなければいけないことに通ずることであると感じました。私は、授業や学級運営がうまくいっている時には同じ方法を続けてしまいがちですが、うまくいっているときでも改善するべきところはないかを模索することや、同じ内容でも違う方法を考えてみることが必要であると思いました。生徒の成長こそが「進化させる」ということであり、そのために「次の一手」を考え、「変える」ことこそが教師の役割であると強く思いました。 

これらに共通することとして、私に足りない部分は、生徒の成長のために、まず現状を把握するための表情や行動の観察を十分に行い、どのようなことが必要でどのような方法でアプローチしていけばよいかを常に考え続け、様々な方法を行ってみるということだと思います。行動をするからこそその結果から次のすべき行動がわかり、改善・成長につながっていくことになるので、責任を持って生徒や保護者の方のためになる行動をし続けるように努めてまいります。本年度は中学1年生の担任を担当させていただき、さらに専任教諭を目指す機会をいただいたことに心より感謝しています。浪速学院という素晴らしい環境で、日々生徒と向き合い、経験を積ませていただいていることをうれしく思っております。 

「理事長・学院長Around」や職員会議での理事長学院長先生のお言葉は、私の未熟さを自覚させ、考えさせられることばかりです。まだまだ至らない点は多くありますが、日々謙虚に学び続けてまいります。そして、浪速学院の一員として、理事長学院長先生のご指導から学んだ姿勢を胸に、生徒と真摯に向き合い、このような素晴らしい環境で様々な経験を積めていることに感謝し、学び続けてまいります。そして、浪速学院の一員として、さらなる発展のために尽力してまいります。