2020年9月17日木曜日

その1:土に触れ、樹木と語らせよ!

今日は私にとって「うっとおしい」日となった。コロナの影響で私が始めた学校行事がドンドン変わっていくのである。仕方がないのは分かっているが、ほんの少しだけ気分が滅入る。学校という所は「準備に時間をかける」場所である。私などからすれば、少し「早いかも?」と思う時もあるが学校行事を安全、スムースに執り行く為には「慎重過ぎるくらい」が丁度良いと私も最近は考えるようになった。早速、12月16日に予定している高校1年生の「合唱コンクール」は典型的な「3密、大声を出す」作業なので「中止」の判断を最終的に私に求めて来た。「歌声の聞こえる学校は良い学校」として10年前に始めたのだがやむなく中止だ。あれは高校1年生全体がクラス単位で競い合い、一体となる格好の行事だったのに・・・、残念だ。

来年11月に予定している「浪速国際コースの海外語学研修のフィリピンセブ島行き」はまさか今の状況下で何ともしようがなく、行き先を国内川口湖畔の「本気で英語国内留学」に切り替えることを決断した。これも残念だが仕方がない。同時に同時期の海外修学旅行も決断を下す最終段階だが極めて状況は厳しいと思う。大体「ワクチン」がない状況下でニューヨークやローマに生徒を行かせるわけには行かないだろう。第一これらの国々はまだ受け入れてはいない。来年4月入学の生徒たちが高校2年生になった春ごろの段階で方向性が見えてくるのではないか。海外先進国渡航への旗は降ろさないが、今の高2の修学旅行は来年3月に国内旅行で行うのでこの経験を活かせる。高校校長に早く高1の生徒や保護者に説明するように促した。生徒は海外を楽しみにしているのは分かるが、時間をかけてもどうなるものでもない。

そういう中でようやく中学生の「多聞果樹園・農園」の散策が実現した。千早赤阪村は田舎でありコロナの感染リスクは極めて低い。2回に分けて135人の中学生が行って「目を輝かせて」飛び跳ねていたそうだ。村の人々も「村に賑わいが出た」と言って大変喜んでくれたと報告があった。12歳の中学1年生が「ニンジンの出来ている畑」や「イチゴのビニールハウス」「キューイの棚」「イチジクの樹」など古民家の周り土や樹木に触れて騒ぐ経験は絶対に「心の滋養」になっているはずだ。










特に「多聞楽舎の豪華さ」に感動していたらしい。子供でも良いものは分かるのである。作るなら立派な、豪華な建物を作るのが私の信条だがそれが証明されて嬉しい。今どきの中学生が「土に触れ、樹木と語る」光景は殆どないだけに今後とも浪速中学校はこの千早赤阪村の「多聞尚学館」と「多聞果樹園・農園」を積極的に活用して欲しい。それが浪速中学校の教育の一つである。有効な学校行事の中止や変更もあって面白くないこともあるが、このように楽しいこともあるから学校経営は面白いのである。