2021年6月1日火曜日

6月一斉参拝「春過ぎて 夏来たるらし 白妙の・・・」

 







本日は、6月一斉参拝の日でした。新型コロナウイルス感染予防の為、テレビ放送により学院神社、伊勢神宮に向かっての遥拝参拝が行われ、その後、鼉太鼓前にて学院長講話が行われました。

先生は、参拝の際に、お社の丁度真上に太陽が燦然と輝いていた事を述べられ、このような光景が見られるのは1年に1回ぐらいであり、非常に幻想的である事をお話されました。そして6月の一斉参拝は衣替えの季節で皆さんの夏服姿が白く、清々しく、この光景を見るのを毎年非常に楽しみにしていましたがコロナでリモート参拝となり残念に思いますと述べられ、万葉集の中の持統天皇御製「春すぎて 夏きたるらし 白妙の 衣ほしたり 天の香具山」の歌をご紹介されました。

また、新型コロナウイルスに関して、620日まで、緊急事態宣言が延長され、減少傾向ではあるが、油断せずやるべき事は変わらず、しっかりと自分の身を守るようにと強く述べられ、次に50分の授業の大切さを述べられました。授業が成立するには、君たち自身が授業へ臨む態度が大事であり、先生方が一生懸命に準備をし授業をされてくれている事を忘れず、教師と生徒が一こまの授業を作っていくことを自覚するようにご指導がありました。

そして、本日から始まる教育実習の実習生5名の紹介をされ、君たちの先輩でもあり温かく迎えるよう、そして実習生には頑張るように激励されました。最後に先生は、冒頭で紹介した和歌をもう一度詠まれ、「皆でコロナに負けず、良い学校にしましょう!!」と、お話を結ばれました。(K