ところで13日の職員会議で私が全教職員にお願いした「出来る範囲内で」との条件で「創立100周年記念事業」である「新中学校棟建設」の寄付金について事務長からその後の状況について報告を受けた。対象は専任教職員であるが、「皆さん、頑張ってくれている」状況で私は心から喜んでいる。先生方のこの真心を無駄にせず、「21世紀に燦然と輝く浪速中学校新校舎の建設資金」として有効に活用したいと思う。金額の違いは当然あるがそれは役職者、ご年齢(年収レベル)、学校への特別の思い、家族構成、OBであるかどうか等々「個人差」は有って当たり前である。最大で教員一人で20万円寄付と言う先生方も複数おられる。有難い限りである。
現在保護者宛の寄付金のお願いは公式には出していないが中学校の某生徒の保護者から「100万円」のご寄付があり今朝ほど私はご家庭に電話し、心からお礼の言葉を申し上げた。大きな会社経営の方のご長男をお預かりしており、学校への感謝の気持ちを私は伝えられた。3つ違いの妹さんも浪速中学への進学を考えておられ、今度のオープンキャンパスに参加させると言われた。このように「良い教育」を展開しておれば、間違いなく保護者のご支援を得られる典型的な例である。私は中学校の先生方の誠意ある面倒見の良さを高く評価し、心から感謝とエールを送りたいと思う。
またまた寄付金の話で恐縮だが本校の生徒の制服を供給してくれている本校正門前の中西制服店さんから会社として150万円、社長さんと会長さんで個別にそれぞれ30万円づつの合計210万円の納入が確認されたと報告を受け、これまた私は電話を差し上げてお礼の言葉を言上した。有難い限りである。社長さんからは「浪速さんのお陰で経営が成り立っています」と謙遜して言われていたが、この会社は「浪速ファミリー企業」の一員であり、本校と命運を共にする会社であるだけにこのような多額の寄付金で祝ってくれたのだと思う。我々は今後ともに他にもあるファミリー企業のアルバム制作会社、体操服納入会社、教科書販売会社さんなどの経営が安定する為に頑張って行かねばならない。本校で働いている教職員だけで学校が成り立っているわけではない。外部に多くの会社がありそこで働いている人々も学校の成長、発展に大きく寄与してくれている。その分本校の盛運はこれらの会社の経営にも大きく影響を与えると言う事だ。