3連休の初日であるが幸いお天気は持ってくれた。太陽の光が幾分少なく肌寒い感じだったが熱気ある生徒には丁度良かったのではないか。今日は「第15回浪速中学校体育大会」の日であった。プログラムも完璧に出来ており、浪速中学校の教員のレベルの高さを示している。昨年は「高天原スポーツキャンパス」にある「乾坤一擲ドリームフィールド(Kフィールド)」の竣功を祝ってそちらでやったが今年は保護者のアクセス等を考え校内のグランドだ。ただコロナの事を考え、ご家族お一人様に限らせて頂いた。昨日は夕方まで雨であったが中学教員や校務員さんの手でテントなどが張られ準備万端、整った体育祭となった。本校の体育祭は「ハイブリッド型」でご参加出来なかった保護者には「ユーチューブ」によるオンラインの実況生中継を行っており、この「ライブ配信」も既に何回も経験済みで、今日も非常に上手く行った。競技開始前には既に多くのアクセス数があって関心の高さを示していた。
後何時も感じるのは「中学教員の連携プレーの良さ」であり、持ち場、持ち場でそれぞれの先生が「生徒ファースト」の精神で進めているのを見ると私は何時も幸せを感じる。私が意識して高校から中学に移って貰った女性のM先生はかって高校のみの男子校での勤務経験しかなかったが本校に来て6年目、今や専任教諭として「押しも、押されもせぬ」立派な教師に育ちつつある。この先生が私に「中学生の熱気には本当に圧倒されます。中学は初めてですが、大いに勉強になっています」と言って呉れた。この言葉を聞くだけで私は良い気分になれる。このM先生、もっともっと伸びることは間違いない。将来を大いに期待致したい。新しい所での経験は人間を大きく成長させてくれるものだ。狭い経験しかないと案外とその分野でも成長は遅れるものだ。場所を変って元を見れば見えなかった部分が見えてくる。それが人間としての成長ではないか。