2024年10月16日水曜日

浪速高等学校「第二回体育祭」

 今日は秋晴れとは行かず、空を恨めしく眺めながらの2回目となる「浪速高校体育祭」が行われた。昨年は開校100周年と言う事で名実ともに歴史を大きく変えて「第1回(浪速高校)体育祭」とした。従来は何十年も続いてきた「陸上競技大会(記録会)」であったが、これを改編して今日的な「お祭り的要素」を加味した体育祭に改称したものである。理由は入試広報部より「体育祭の無い学校」は「?」という問いかけがあり、確かに記録重視の陸上競技大会をこの辺で変えるのもありかなと思い、変えたのだが、お祭りらしい設えが出来る会場探しに苦労した。結局、昨年まで2年間、探しに探したが、本校の生徒の数の多さや、交通機関、他校の長期契約とかで適当な場所が無く、ワンランク上げて同じ長居の「ヤンマースタジアム長居」を借りて行い、今年も同じである。 


長居は決して悪くは無いのだがフィールドに入ることが出来ない。トラックのみの使用が許可されている。あの世界陸上が行われた競技場で、セレッソ大阪のホームグランドであるが、何しろ収容人数は5万人を数える大きな競技場だからそこに本校の高校生約2500人に加えて保護者や教員を入れても「がら空き」な感じであったが、大きなオーロラビジョンが2台もあったりして、本校の放送部がビデオ撮影した映像がそこに映し出され、IT化された「伸び伸びした体育祭」となった。「お祭り的要素」を出すためにムカデ競争、玉入れ、大縄跳びや応援合戦等が新たに入れた企画である。これから3回、4回と続いて行くうちにプログラムの内容も変えれば良いし、本校らしさも出てきて、洗練された良い物になっていくだろう。





チーム分けについては担当教員の相談に応じて私が本校の校訓である「浄明正直」から浄グループ以下直グループまで4グループにしたらどうかと水を向けたがその通りになっている。これは中学校の体育大会が「太陽」「海」「大地」の3グループに分かれていることを参考にしたのである。1年生から3年生まで学年を超えて分かれた「団編成」で、生徒は自グループの揃いのTシャツを身に纏ったまとまりのあるお祭り的競技会となった。揃いのユニフォームはチームを纏める。制服やユニフォームが如何に大事かが良く分かる。



 しかし10月も忙しい。しかし私が忙しいと口に出してはならない。「忙」は心を失うと読み、仕事を楽しまなければならない。明日は高校の自治会、中学の生徒会の選挙があり、新たな役員が選ばれる。18日はPTA社会見学会で一行は「宝塚の観劇」で、私の代わりに常務理事が参加してくれることになった。そして19日の土曜日は中学の「体育大会」があり、その夜は市内ホテルで一般社団法人「浪速校友会」の総会がある。20日の日曜日は千早赤阪村で「秋祭り」があって私も短い時間だが顔を出さねばならない。その翌週も重要な行事が目白押しで大変だが、理事長として皆のトップに立って頑張らねばならない。仕事が無いより有った方が断然ハッピイーだから、今後とも頑張って行くが、「若い生徒の走り」を見ると感嘆するばかりの歳になった。若いっていうことは素晴らしい。ただ歳はお金では買えない。