「Is
Paris Burning?」、パリは燃えているか? 1966年のアメリカ合衆国・フランス合作のオールスターキャストによる戦争映画だ。名匠ルネ・クレマン監督、俳優だけでカーク・ダグラス、グレン・フォード、ゲルト・フレーベ、イヴ・モンタン、ジャン=ポール・ベルモンド、ロバート・スタック、アラン・ドロンだから本当に信じられない豪華さであるが殆どの俳優さんは亡くなられた。映画の終盤、降伏前にパリを破壊しろというアドルフ・ヒトラー総統の命令が下ったが、最終的にコルティッツ将軍は命令に従わずに連合国に無条件降伏し、パリを破壊から守った。パリ側のドイツ軍本部内でうち捨てられた電話機からヒトラーの「パリは燃えているか?(命令通りに破壊したか?)」との声が聞こえる名場面だ。大好きな映画だった。
もじって「Is Naniwa Burning?」と書きたい。電話の主は理事長で管理職に対しても一般の教職員に対しても、「浪速は燃えているか?」かが私の問いかけであり、ヒットラーとは全く違う意味で使っている。ヒットラーは破壊だが私は創造だ。管理職以下組織の構成員たちは持ち場、持ち場で自分の仕事に対して責任を持ち、仕事に誇りを有して、「浪速の未来」を考えながら、張り切って頑張ってくれているかが“浪速は今燃えているか”の意味である。今の浪速の現状を喜び、ただ満足することなく、更なる将来の発展を象徴するが如く、燃え盛っているか?である。この15年間、留まることなく教育環境を整備充実させ、それも豪華に建設してきた。そして今、建設中の新中学校棟の雄姿が目に入ってきた。私は年が明けたら、引き続いて現西館を高校生用に大改造する。その後は暫くおいて美原区の高天原スポーツキャンパスに高天原アリーナを建設する計画だ。
此処には体操部、卓球部、バドミントン部などの練習場を作り、将来の本校地に「浪速アリーナ」を建設する時の練習場とし、その後は提携した「市中の民間クラブとのコラボ」でこの施設は外部に貸与する。そして、その前の大きな農地を買収し、ここに「アジアの若者向けの専門学校を設置」することが頭の片隅にある。その前に本校地に「浪速アリーナ」を建設しなければならないが。少子化を迎えた我が国がアジアの若者に日本語や日本文化を教え、希望する民間会社に人材をお渡しすることをミッションとする。当然そのような企業からの出資を仰がねばならない。日本の子どもの教育は「学校法人浪速学院」が担当し、アジアの若者は本校が分社化した民間会社である「NEP(浪速教育振興)」が担うのだ。お互いがクロスして行き合えば良い。