2024年10月18日金曜日

10月23日の上棟祭習礼、中学生の予行演習?

 10月3日のアラウンドで「習礼」について記した。「習礼(しゅらいorしゅうらい)」とは、重要な儀式の前に予行をすることで、儀式の本番が始まる前に行う予行演習のようなものである。順序、立ち位置や作法の確認をするためだが、お祭りの規模が大きくなるほどに、必要性は増す。しかしそれでも各神社の宮司さんは儀式の直前にやられる。それは何回も経験されてきており手順が頭に入っておられるからだと思う。しかし我々はそうはいかない。

当日、何を自分はするのか、タイミングは何時なのか、この点をしっかりと頭に入れておかないと折角の祭事が「ぐちゃぐちゃ」になる。これが私の最も嫌な場面である。そうならない為に今から徹底して習礼をしておいたほうが良い。建設中の浪速中学校棟の上棟祭を10月23日に予定しているが、「15日には関係者内揃って習礼」を行った。やって良かったと言うのが正直な感想である。やらなかったら大変な事態になるところだった。何しろ棟木を地上6階までジブクレーンで釣り上げ「えい、えい、えーい」と叫ぶが音や反響など何回も確認した。ドラマッティクにやりたいと思う。 





そして今日18日は中学生全員で「曳綱の儀」の練習を行った。中学生は12歳から15歳までが学校に入るから、中学生は誕生日が42日生まれ~翌年41日生まれを1学年として分けられる。従って中学1年生の年齢は12歳、13歳で、順次13と14,14と15となる。何が言いたいかというとまだ基本的には「子ども、子ども」して幼いからよくよく教えておかないと405人の中学生が一段となって進行し、全員の声が揃わないことを危惧している。もしこれが高校生用の校舎だったら予行演習は1回で済むが中学は後1回行う予定がある。私は上棟祭の意味と意義を生徒に話した。中学生は見るだけで楽しく可愛いいものだ。


 




予行演習の後、今日は「PTA社会見学会」があってその出発前に私はPTA会長以下ご参加の皆様にご挨拶をした。何とバス2台で80人の保護者の方が今日は「宝塚歌劇の観劇」であった。私も元々は楽しみにしていたが、急遽重要な予定が入り、代わってM常務理事の参加になった。常務理事は何時も私の背後にいるだけに偶にはPTAの皆さんと時間を共にするのも悪くはないと考えたのである。今日一日、折角、プラチナチケットを手にしたのだから家事から解放されて楽しい一日をと申し上げ、バスをお見送りした。夕刻には無事にお戻りになる予定だ。