2019年1月22日火曜日

「たえて中学のなかりせば・・・・」

「世の中にたえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし」,古今と伊勢物語に収録されている在原業平の歌である。

この世の中に、全く桜というものがなかったなら、春を過ごす人の心はどんなにのどかであることでしょう。
と言う意味だが、私なら「学院にたえて浪中のなかりせば教員のこころはのどけからまし」と詠むところである。


しかし本音は違う。先の歌も桜の美しさを愛でての歌である。
正直、走り廻っている中学校生徒とそれらの面倒をみている教員は毎日闘っていると言っても過言ではないが中学校教育は教育の原点がそこにある。
私立高校が併設の中学校を有している誇りと喜びは又格別のものである。苦労があるがやりがいのある仕事だ。


今日は中学二次入試の日である。

すでに募集人員90人を大幅に超えて入学金が納付されているが、それでも尚本校に入学したいと言う受験生に門戸を開いておくのは当然である。

生徒の多い学校は経営的にも教育的にもゆとりで対応できる。

このゆとりが良い教育効果を生むのである。

中学校入試の最終便は2月2日である。これで今年の中学校入試は終わる。
受験生の皆さん、浪速中学校があるよ!
31-1-21静寂な校内
 30-12-202学期終業式