大阪では私立中学校の受験シーズンが本格的に到来した。
府内62校の入試が本日一斉に始まったのである。
ただし開始時期は同じだが今後の入試日は各校がそれぞれの戦略で日程を決めている。
従って今日は入りの中学入試と出の大学センター試験が同じ日だからおちおち気も休まらない。
昨日の朝刊各紙は詳細に府内62校の私立中学の募集定員と応募状況の発表をした。
62校の内応募者数でトップの学校の数値は981人、最も低いところで2人であった。
20校が50人未満である。逆に500人超えの学校が6校あった。
ただ応募数だけでは強弱は分からないから志願者数を募集定員で割った「充足率」でも見ないといけない。
これでみるとトップの学校は4.09で最下位は0.05であった。
充足率1.0以上、すなわち定員を昨日の段階で満たしているところは62校中23校あり、その23番目が浪速中学であった。
ちなみに本校の応募者数は新聞発表では91人だがその後増えて実際の受験者数は95人まで膨れた。
本日は午前の一次A入試と午後16時から始まるⅠ類選抜A1の試験で採点、合否判定、ウエブ発表まで延々と夜遅くまで緊張感が続く。
中学校教員、入試広報部員、事務職員は頑張ってくれており、頭が下がる。
少子化で私立中学の募集はしんどいが、やってみるとこれはこれでエキサイティングである。
浪速中学校一次A入試 正門に入る受験生と保護者