2019年1月23日水曜日

ボクシング部からボクシング道部に・・・

1月14日に私は日本武道協議会から空手道功労者表彰を日本武道館において受賞した。
この公益財団法人は高い権威のある団体で日本の武道の総元締めと言って良い。
武道の定義から理念、憲章等まで定めている。此処で言う武道とは書いてる順番に言えば、柔道、剣道、弓道、相撲、空手道、合気道、少林寺拳法、なぎなた、銃剣道の合計9種目を総称して武道というらしい。今回初めて知った。


残念ながらボクシングは日本の武道とは認知されていないのである。
英語ではBOXINGで日本語は「拳闘」となっている。
少林寺拳法が武道で拳闘部は武道ではない。
ちょっと変な感じもするが外来のスポーツであるからか。
しかし日本人は存外ボクシングが好きでテレビの放映も多い。
武道は「礼に始まり、礼に終わる」と言う位、お互いを尊重し高め合うことが目的で「道」と「礼」を実践し身に付けることである。
全国選抜近畿優勝バンタム級田河君
   彼のパンチを受けるが吹っ飛ぶくらい強い
プロの世界チャンピオンを目指している田河君
 
昨年はアマチュアボクシング連盟が大揺れに揺れたが、丁度良い機会だから高校ボクシングを「ボクシング道部」に精神的に格上げさせたいものだ。
危険なスポーツ故にボクシングを愛する生徒たちの指導は絶対である。
私は本校のボクシング部の道場の名称を「建速清拳館」と名付けた。
清い拳を振るって欲しいからだ。「格闘技から道へ」が学校ボクシングのあるべき姿であろう。
指導と支援を今後とも惜しまない。