2019年1月19日土曜日

私立中学入試の緊張感

「今日は朝から分単位でスケジュールと役割分担が定まっている。

実施要項は今日までに何回も改定を加え、活きたマニュアルが完成している。

私はこれを極めて誇りにしており本校教職員の有能さと責任感を強く表していると思っている。

先ほど「Ⅰ類選抜入試A型」の試験が始まった。

この試験の受験生はまず午前中に本校で一次A試験を受けた者、他校で第一志望を受けた生徒等が本校のⅠ類を狙って受験する言わば併願受験である。

夕刻に始まる試験だから受験生も疲れているだろうがそのような顔は見せず真剣そのものである。

幼心の心中を察すれば可哀想な気もするが、仕方がない。

義務教育を蹴って私立中学を選択する志は尊いし、早い段階でのこのような経験は決して今後の人生に無駄とはならない。

しかし何と言っても小学校6年生の朝早くから夜遅くまでの闘いだ。

だからこそ私は浪速中学に入学した生徒がいとおしくてならない。

62校の府内私立中学がそれぞれ考えを有して明日以降も試験が続く。本校も明日は今日他校を受験した生徒に機会を与えるべく午前「一次B入試」、又夕刻から「Ⅰ類選抜入試B型」がある。

17時ジャストに今日の一次A入試の合否をウエブで発表した。受験生とその家族はご家庭のパソコンかスマホを覗き込んでおられるだろう。
                  31-1-19 Ⅰ類選抜A型入試
         受験生の保護者をお迎えし試験が終わるまで中央館天空レストランにて軽食をサービス