しかし伊勢は近い。7時50分の特急で宇治山田に行き、まず内宮に参拝、、後述する用事を済ませ、12時30分に飛び乗り、学校に着いたのが14時45分だった。これで学校で一仕事できたのである。それにしても月曜日だと言うのに参拝者の多さに驚いた。中に九州の名門福岡舞鶴高校の修学旅行の一団と遭遇した34人と少なかったが参拝の姿は立派であった。。間違いなく神社参拝ブームだと神宮会館の館長さんも言われていた。
今日は特別に神宮崇敬会の理事長にアポを取ってお会し、お話しする重要な目的もあったが、お話は上首尾で終わり、昼食に伊勢の寿司をご馳走になった。如何にも天照大御神がこの地は食べ物がおいしいから、此所に住もうと言われた筈である。「伊勢は御食国(みけつくに)」と言われている通りであった。ところで男子生徒が禊をする五十鈴川はこの雨で水かさが増していたが懐かしかった。雨の伊勢神宮も悪くない。
会館には今年の夏も新一年生の伊勢修養学舎で大挙してお世話になる。大挙となるか少ないかは今日の時点では分からない。3月19日の公立高校の合否発表で併願入学者数が決まるのだが、これだけは神様しかお分かりにならない。内宮の天照大御神さまにお願いしたのである。参拝が終わった後、雨も上がりかけ、実に爽やかであった。
私は事務職員へのお土産に、縁起物とし「赤福」餅をお土産に買った。「縁の下の力持ち」として教員に比べ外部に出かける事の少ない事務職員には何時も感謝しているささやかな気持ちである。時期は書けないが、天皇陛下と皇后様がご退位のお詣りで神宮に行幸される可能性があるそうだ。新天皇は秋口の大嘗祭が終わられて初めて伊勢神宮に参拝されるのだろうか?