今日は「大阪商業大学堺高等学校の創立50周年の式典」のお招きがあり、御近隣の同じ私立高校と言うことで参列させて貰った。略して大商大堺、または商大堺と我々業界の人間は呼ばさせて貰っている。大体このようなご案内があった場合は基本的に私は出席する。「他に学ぶ」ことを心掛けているからで、他所を見るとかえって自分の事、自分の処が見えてくるから大いに勉強になる。
この学校はある面、本校とも良い意味でのライバルの一つで常に中学生の人気も高い。今年の募集状況も専願数、併願希望者数とも高い数値であり、立派である。大阪商業大学はこれとは別に付属高等学校があり、学校法人は谷岡学園が経営している。理事長は谷岡一郎先生、私も良く存じ上げているが大変立派な教育者で大阪有数の大きな教育機関グループの総帥である。
大阪商業大学グループ全体としては建学の精神として「世に役立つ人物の養成」を掲げており、詳細は省くが大変立派で私も深く共感する。
今日はもう一つこの学校の勤労体験というか農園演習と言うのがあって、それをこの目で見たいというのもあった。校内に約880坪の演習農園があり、勤労教育として農耕を通した心の教育を実践し38年目になるそうである。素晴らしいことだ。勤労実習で農地を耕し、心を耕し、命を育て、未来を開く教育と言われている。
今日はこの後、まだ他に2件の用事というか公務があった。商大堺の式典の後、私は千早赤阪村の二河原邊の集会所に急いだ。今日はここの集会所で千早赤阪村で採れた蕎麦粉の「蕎麦打ち体験」があって、松本村長さんからもお話を伺っていたからである。。初めて明かすが私は今、そば打ちに嵌っている。実に奥が深いし、第一蕎麦が美味い。自分で打った蕎麦はどういう訳か旨いのだ。
「そばもん」と言う言葉がある。これは「そばもん
ニッポン蕎麦行脚」が元々の由来で、山本おさむによる日本の漫画である。「ビッグコミック」にて2008年から2016年まで連載され“そばもん”と略記されることも多い。主人公の矢代稜を中心に、そばの魅力を伝えるものだが、自分もどうもそばもんになりそうな気配である。既に蕎麦打ち道具は全て揃え、又府内の名人と言われる人に師事することにした。この先生、現役の大学教授で眼科医のドクターでもある。やりたいことが一杯あって大変だが「忙中閑」で行くしかない。時間の余裕が出て、出来る日を待っていては何時になるのか、分からない。今しかない。