2019年3月14日木曜日

火を付ける!


最近では「嬉しい事ばっかり」だが今日も素晴らしいニュースがあった。「何と英語検定試験で有り得ないような結果」を高校1年生と2年生が出してくれた。(3年生はもう卒業している。)しかし「このような事ってある?」という感じだ。普通、成績などは徐々に上がるものでこのような「パアー」と花開くものではなかろう。私は自席で「万歳、万歳!」と叫んだのである。

 


「平成30年第3回英語検定試験」で本校の生徒が過去の成績に比べて突出した結果を出した。高校卒業レベルでの要求水準は「準2級」だが何と「高校1年と2年で234人が準2級、2級で94人」もいる。これらの数値は4年前の平成27年の第3回目に比べ「2級で6.7倍、準2級で2.2倍」の数値だ。昨年度との対比でも2級では5.2倍の上昇だから頷ける筈である。常識的には1.2倍とか精々1.5倍程度の話だと思う。

 

理由は「ごちゃごちゃ」書くまい。要は「生徒と英語科の先生方が頑張ってくれた」からである。「英語、英語、英語、英・、・・・・・・・・・」と言いまくって来た私に取って涙が出るくらい嬉しいニュースであった。実際目頭がうるんだのである。先生方に良く聞いてみると「大学進学の英語外部試験結果の付与」とか大きな背景はあるのだが、学校も「ライティング」に力を入れた成果だと言われていた。英検では数年前から従来のリーディングやヒヤリングにライティングが加わったせいもあると。確かに英語を作文することは語彙、文法、構文など全てが入っているし、英語力向上にはまず英語が書ける事だ。

 

英語の教育環境の整備充実は元より先生方にも「資格取得」を言い続けてきた。だって生徒に英検受験を強制させて自分は「蚊帳の外」では英語の教師は務まらないだろう。そのせいあって本校では英検やTOEIC、TOEFLなど高い水準の資格を有した教師が多い。又ネイティブの先生や他校での指導経験の豊富な先生の採用など積極的に進めてきた。全てが作用してこのような成績に繋がったのだと思う。「ワンダフル!!」。私は平成御世替りの記念として全教師を招待する会食会を実施しているが、記念の1回目は敬意を表して英語科にしたのだが、早速このような形で答えを出してくれている。





 

理事・事務長も喜んでくれ生徒への報奨金が今回だけで824000円となるが、早速用意したとあった。18日の修了式で全校生徒の前で表彰し、褒め称えよう。又生徒に火が付くだろう。私の仕事は教師と生徒の心の中に火をつけることだ。上手く、上手く、火さえ付ければ後はひとりでに燃え盛って行く。私は「火付け師」役だ。