昨日に続いて今日は女性の新任の先生の小論文について言及してみたい。付属高校から有名な系列の私立大学にて一貫して学び、新卒で本校に来てくれた。とにかく「一途」という感じが心地よい。素直に前を向き、置かれている現状に幸せを感じ、「やる気満々」というのは欠点、短所を隠して余りあるものだ。ポテンシャルが高いということは「将来の伸びしろ」があるということである。その為には「謙虚で努力」がキーワードである。教師という職業は「生涯学習」である。ところが人間は愚かで時に「慢心」し謙虚でなくなり努力もしなくなる。ベテランと言われる教員も恐らく自分では分かっている筈だが、それを認めようとはせず、「昔の名前で出ています」という、「見た目教員」という人は案外多い。「初心を忘れるな」と言いたい。立ち上がれ!
① ICT教育の推進「木村ドクトリン」
貴校に奉職させていただき、4ヶ月目に入っているところです。また、正式の授業が始まって、約1ヶ月が経ちました。日々感じることは、貴校のICT教育の素晴らしさです。私は、高校1年生の英語表現、高校3年生の英語演習を持たせていただいています。強力なネット環境のおかげで、授業では、YouTubeやスライドを用いて、ネイティブスピーカーが日常生活で英語を話しているところを生徒に見せることができ、また休み時間には、生徒からのリクエスト曲を大きなスクリーンに流すこともできます。ICT教育が充実していることで、生徒の視覚に訴えることが可能になり、少しでも生徒の興味を引くことができると考えております。
Googleの13ユニット、認定教育者レベル1の試験を受けさせていただいたことで、ICTの有効的な使い方を学ぶことが出来ました。例えば、同じ科目をもっている先生方と授業の資料や小テストの結果を簡単に共有することができるようになりました。Meetを用いて、全クラス一斉に同じ説明を配信することもできるようになり、分散登校時にはオンラインで英語の勉強の仕方などをガイダンスすることもできました。6月中旬ごろより、1・2年生はchromeブックをもっているので、それらを使って、生徒が自分で調べ、発信する授業をしたいと考えております。しかし、私自身、まだまだ知識不足であるので、努力を惜しまず、日々過ごして参りたいと思います。
② 決戦の火ぶたはきって落とされた!
私は、入試広報の分掌に就かせていただいております。自分の分掌を知ったときは、右も左も分からない中で、外部の方々に貴校のことを説明できるのか、とても不安でした。しかし、4月1日の分掌会議において、理事長先生は私含め、新任4名の先生の名前を呼んでこう言ってくださいました。「入試広報活動は、大変かもしれないけれど、絶対にやりがいはあるから是非、頑張ってください。」この言葉をきいて、新任で入試広報活動に携わらせていただけるのが、どれだけ幸せかを感じました。6月20日、27日と浪速中学校のクラブ体験・オープンスクールの準備から、経験させていただきました。今年は新型コロナの影響もあり、先生方はコロナ対策を考えながら、準備を進めておられました。入試説明会は三密を回避するために、オンライン説明会で行われましたが、やはりこれも、貴校が日頃からICT教育に力をいれているからこそ、できるのではないかと感じました。私は、クラブ活動・オープンスクールの両方のアンケートの集計をさせていただきましたが、参加してくださった、多数の小学生、保護者の方々が良かったもの、印象に残ったものとして、貴校のICT教育が充実していること、設備が素晴らしいことを挙げておられ、浪速中学校の凄さを実感いたしました。
私はこれからも、笑顔を忘れないこと。分からないことは、周りの先生方に聞く誠実さを意識し、一人でも多くの方々に浪速中学校・高等学校の素晴らしさ、「グッド・スクール」を伝え、多くの生徒に入学してもらえるよう、学んでいかなければならないと思います。
③ 公認会計士による監査報告
4月1日に始めて職員会議に出席させていただき、驚いたことがあります。それは、教職員にも、学校の財政状況が報告されるということです。監査のことは、知識不足でほとんどわかりませんが、理事長先生の理事長・学院長Aroundや職員会議で理事長先生が説明してくださるのを聞いていると、いかにして素晴らしい教育現場が整えられたかが分かります。貴校のICT教育が充実しているのも、きれいな明るい校舎で勉強できるのも、恵まれた環境でクラブ活動ができるのも、このように、理事長先生はじめ、たくさんの方々が管理して下さっているからだと、感じております。理事長先生が整えてくださった、最高の環境を有効に生徒のために活用できるよう、私はこれから行動していきたいと考えております。