この硬式野球部であるが「遠山監督の初陣勝利」を受けて今朝、監督とT部長が部屋に来て正式報告にきてくれた。遠山さん、「23日はさすがに疲れたみたいで良く寝ました」とお顔をほころばせながら言っていたが、実に良いお顔をされていた。それにしても試合前と試合後の取材陣の多さには驚いた。それだけに私は初戦に勝つと負けるでは大きな違い、勝って良かったー!」と今でも安堵し、喜んでいるのだ。私は一般紙すべてと教頭が用意してくれたスポーツ紙をなめるように読んでいったがどの新聞も好意的にかなり詳しく記事にしてくれていた。
遠山監督が来てくれて私はスポーツ紙にも目を通すようになったが実にこれが面白い。一般紙はさすがに規則みたいなものがあるかも知れないが、表現が真正面で事実を淡々と伝える一見硬い感じだ。例えば読売新聞は「浪速コールド勝ち」「元阪神・遠山監督が公式戦初采配」の見出しであるが、これがデイリースポーツになると「夏に“遠山桜”満開!浪速大勝発信」「元虎戦士遠山監督コールドで初星」だ。遠山金四郎、通称“桜吹雪の金さん”にかけているのである。スポーツ紙の写真も動画的で面白い。しかしすべての新聞に記事が出ているから遠山監督の人気は高いのが実に嬉しい。これで私もようやく今まで自粛していた「テレビ取材」も、高野連と相談しながら、考えても良いかなと思うようになった。
公式戦初戦を飾り、遂に本校硬式野球部は新時代に入っていったと思う。「遠山時代の到来」だ。入試広報部参与として重要な学校職務の一角を担いながらやはり何と言っても高校スポーツの花形である硬式野球部の監督として「スポーツの指導者、教育者」として頑張って頂きたいと念願している。学校というのは学校としての雰囲気や無言のやり方などがあってまだ慣れるのは時間がかかろうが、私がいる限りは全面的なバックアップを惜しまない。私は部員に対して激励し、遠山監督を挟んで飯田高校校長と並び記念写真を撮ったが遠山監督にとっても記念の一枚になったのではないかと思う。2戦目は31日16時から舞洲球場で、対戦相手は阪南大付属校だからこれまた私立の有力校である。果たしてどのような試合になるのか、次戦も応援に行くぞ!