2022年6月22日水曜日

7月5日に夏のボーナスを支給する

 昨夜、どのテレビ局だったか?NHKだったかも知れない。今年の夏のボーナスについての報道だった。高い伸び率で新記録となる支給額との内容だった。今朝、私は新聞各紙で記事を探したのだが「毎日新聞」だけが記事にしていた。一事が万事、私はこのような従業員の処遇などの報道や記事に極めて敏感に反応する。これは現在の理事長たる職位にある者の一種の「職業病」であり、従業員即ち教職員への毎月支給する月俸や夏冬のボーナスについて「反射神経の鈍い人間」を私は軽蔑する。一言で言えば私の仕事は本校で働く従業員に途切れることなく適切に、それも「ダウン、減額とか」あるいは「今回は支給無し」とかが無いように経営することが唯一の業務であり、責任だと思っているからだ。最近和歌山の私立高校で教職員が授業をボイコットしてストライキした事件が大きな社会的問題となったがこれは経営側が給料の支払いをしなかったことによるとの報道であった。 

前述した毎日新聞の報道は以下の内容であった。見出しは「夏のボーナス4年振りの増」「コロナ禍から業績回復」「昨夏比13%増 平均929259円」とあった。最もこれらの数値は経団連が21日に発表したもので従業員500人以上の21業種、253社の平均値だから、零細、中小、個人企業などを含めた一般社会の感覚からは少し違うかも知れない。当然のこと、私は本校の数値とこれらを比較したのだが、平均年齢が不明なので不確かではあるが、まず本校の数値は大企業相当と言っても良いかも知れない。私は本日、都合で休暇を取っている職員代表S先生にまず電話して「7月5日に賞与・一時金を支給」する旨の連絡を行った。そして明日の職員会議で教職員に公式に発表する積りである。正直なところ現在、建設着工前の段階にある「NS館」と来春に建設開始する「新中学校棟」の為には数十億円規模の資金が必要であり、内部留保に努める方法が経営的には有り得る選択かもしれないが、毎日頑張ってくれてる教職員への生活基盤の為にはこの夏のボーナスは必須だとの思いから決断した。 

経営の枢軸となる入学者数、その為の来年度の生徒募集活動は今本格化しつつある。まず中学校から始まるのだが、先週の18日に「第一回浪速中学校入試説明会」があった。「最初良ければ全て良し」ではないが、果たしてどれくらいの参加者なのか「一抹の不安」があったのだが、結果的には昨年同時期よりも大幅に増えた小学校6年生とその保護者を得て私は安堵した。リモートに拠る入試説明会では今や本校のハイライトとなっている生徒のプレゼン、校長先生の教育方針などが見事に参加者の心に届いたのが後のアンケート結果に明確に記されていた。 



中でも「英会話」「数学」「書写」「理科」「社会」「技術・レゴマインドストーム」「音楽」「道徳」と8つの分野に分けた「オープンスクール・体験授業」が極めて好評で私自身も全ての教室を回ったのだが先生方が「知恵と工夫と熱意」で取り組んでいる姿に頭が下がった。本当に良い学校になったなという実感であった。このような頑張る教職員の為に夏のボーナスを削減するなど考えられない事である。今夏から「特別理事長加算」システムも再開し、予定通り7月5日に支給する。賞与・一時金、ボーナスと呼ばれるこれらを受け取る教職員は当然嬉しくない筈はないだろうが、それ以上に支給できる私自身が嬉しいのである。