空手道部において「偉業とも言える快挙」が出た。「第1回日本空手道体重別選手権大会」にて男子―67㎏級において高校生ながら優勝者が本校から出た。6月11日、12日に群馬県高崎市の高崎アリーナで行われた「第1回目の大会での優勝」だから永遠にその名が残るだろう。この大会は東京オリンピックの後、今後の世界戦略と選手育成の為に柔道競技のように体重別という新しい機会の創出で企画された。この大会で浪速高校3年生のI君は並み居る大人たちを蹴散らして優勝した。「浪速中学から浪速高校に進学した内部生で今井監督の弟子」でもある。大概本校では対外活動で優勝するなど特別に活躍し戦果を残した生徒やクラブに対しては校長先生が顕彰するのであるが、今回は特別という事で理事長・学院長表彰となった。背は高く、ハンサムで、礼儀正しく、それでいて落ち着いた雰囲気の素晴らしい高校生であり、まさに現時点ではこのクラスでの日本一の空手競技者である。
空手道部はこれだけではない。この8月17日から20日にかけて愛媛県伊予三島運動公園体育館で行われる「令和4年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)」にも既に出場が決まっている。団体組手で5名(中にI君も)、個人組手で男子2名、女子1名、それに個人形で1名だ。既に「今年の春の全国選別大会で優勝」しているから、夏を制せば4回目となる春夏連覇だ。又浪速中学校も既に大阪代表が決まっておりこれは8月末に鹿児島で行われる全国中学校空手道選手権大会に出場する。このように本校空手道部は今や「向かうところ敵なし」の状況にあり大変に喜ばしいことである。これらを受けて私は常日頃、学校に協力的であり生徒の為に頑張って下さっておられる保護者会の皆様を学校にお招きして「茶話会」を行う事を決めた。実施責任者は本校保健体育科教諭で空手道部顧問の今井先生である。
拝啓
夏至の候、皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。また、平素は本校教育活動、空手道部活動にご理解とご協力を賜りありがとうございます。
さてこの度、浪速高等学校・中学校空手道部は、昨年に続き、全国高等学校空手道選手権大会・全国中学生空手道選手権大会への出場権を獲得しました。これも偏に、皆様方の力強いご協力とご支援のお陰と感謝いたしております。
つきましては、浪速学院木村智彦理事長・学院長より、日頃お世話になっている皆様への感謝をお伝えいたしたく、下記要領により茶話会を開催することといたしました。尚、今回は、コロナ禍であることを鑑みて、感染予防対策を施している本校中央館六階「浪速天空レストラン」にて催します。(校内施設につきノンアルコールドリンクにてお楽しみいただきたいと存じます)
何かとご多用中とは存じますが、万障お繰り合わせの上ご出席いただきますようご案内申し上げます。
日 時 令和4年7月9日(土) 受付 14時30分~
開宴 15時00分(閉宴 16時00分)
場 所 浪速高等学校・中学校 中央館 六階「浪速天空レストラン」
当日は平服にてお越し願います
尚、下記「QRコード」を読み取っていただき、6月30日までに出欠のご都合をお知らせださいますようお願いいたします。コロナ禍でありますので参加人数は生徒を除き1家族2名までとさせていただきます。また、校内には駐車場が完備されておりませんので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。末筆ではございますが、ご祝儀などのお心遣いは固く辞退させていただくことを申し添えさせていだきます。
面白いのは出欠返信が「QRコード」の読み取りでお願いしている事である。何か古くて汗臭い空手道のイメージをお持ちなら、それは曲解であり、顧問の中にICT推進部長が居ることもあって本校の空手道部はICT駆使の面でも恐らく日本一ではないか。ICT大好き人間としては極めて新鮮で嬉しい話だ。