今朝は午前9時、最初に国際興業タクシーさん幹部二人が来校されてご挨拶を受けた。定期的にこのようにして課題と言うか「運行に関して何か問題はありませんか」と聞かれる。恐縮してしまうが大変立派な行いである。本校は私の専用車と教職員、保健室などの車手配の要件が発生した時には全てこの我孫子にあるタクシー会社さんにお願いしている。生徒の使う「大型バス」もまず国際興業さんに優先的に照会する。今コロナでタクシー業界も大変だが地域に密着した会社さんと「互恵」の関係を持つことは重要で何かあれば直ぐに車を寄越して貰える。今後とも良い連携を続けて行きたいと思う。
今日は2年振りに「塾長様対象の入試説明会」があった。昨年はコロナで実施できず、残念極まりなかったが、今年は実施した。私立学校にとって塾業界から得られる情報と連携は極めて有益であり、上手く回転していくことは私立にとって死活の問題となる。今日の塾に対する説明会は今後12月末までの「キックオフ」であり、10月以降ほぼ土曜日は高校、中学それぞれ単独で入試説明会となる。これらは高校においては飯田校長から中学は中村校長からの説明となるが今日の塾長先生方には理事長・学院長たる私からのご説明である。映像を使って「100周年 浪速が目指す教育」として冒頭のプレゼンを行った。久し振りの出番で身体の血液が速度を上げて巡るようで大変に心地好かった。私はプレゼンが本質的に好きなのかも知れない。
浪速100年であるが大切なことは過去ではなくて「今と将来」であり、これに力点を置き15分間の持ち時間が終わった時に、大きな拍手を頂き恐縮した。その後のICT教育推進部長のS先生、続いた進路指導部長のI先生の話も具体的で大変に良かった。二人ともプレゼンが上手い。それは中身が良いのと自分の仕事に自信があるからだ。そして生徒による学校生活のプレゼンも真面目で誠実でインテリゲンチャ―を感じさせる素晴らしいものだった。文武両立を図ることの出来る学校だと言うことが塾長先生に間違いなく伝わったと思う。理事長のプレゼンの最後のまとめである「グッド・スクルール実現」がまさに生徒の口から塾の先生方にお伝えすることが出来、私は歓喜に近い形で今日の説明会の中に身を置いたのである。
その後私は千早赤阪村の地元のブドウ業者さんの所に行き千早赤阪村産のブドウ「巨峰」をゲットした。「地産地消」である、本校と千早赤阪村は多聞尚学館、多聞茶寮、いちご園、多聞楽舎、多聞果樹園・農園と深い関係があって、このように地元産業の育成支援に微力ではあるが後援している。4パックで一箱、合計35箱を購入した私は、これを近隣のお世話になっている方々と事務室、入試広報部のメンバーにプレゼントした。これは有る面「福利厚生的」なものであり、教員に比べて少し給与格差のある事務関連の勤務員に対する「心遣い」かも知れない。ブドウは多くの玉を持ち、来年度もこのブドウのように多くの生徒が来てくれると嬉しいなと思いながら学校に戻った。今日は気温も幾分低く、心地良いドライブとなった。