2022年11月12日土曜日

11月12日を「浪速 情報教育の日」!

 今日、この日、11月12日を「浪速学院情報教育の日」と名付けよう。それは新課程の「情報Ⅰ」で使う「教科書の採択」を正式に決めた日だからだ。20224月より高等学校では「情報I」が共通必履修科目となり、共通テストでは20251月よりプログラミングを含む「情報」が出題される予定になっている。今朝ほどI教務部長とK情報科長が来て最終承認を求めて来た。彼らの答申を受けて私は最も大切な教科書は「実教出版社」の「Python」をつかうことに決めた。中身、言語、副教材、デジタル教科書のコンテンツなど今の本校に相応しいとの答申を承認した。K科長の説明はほぼ満点な内容であり、私がとやかく言うことは無い。ただ近隣の学校が何を使うか、調査しておくように指示した。「敵(?)の動きを知ることは百戦危うからず」だ。 



そして私は現在の立派な二つの情報教室と現在検討中の新中学校棟の情報教室について「将来を睨んだあるべき姿」を答申するように指示した。3年後には合計3教室の情報教室の回転率、効果など現在全校生徒がクロムブックを持ち学校内何処でもWIFIが完備されており、現状を観察しながら情報教室の有るべき姿に改造、新設することは極めて重要である。高校の情報教室の一つは「多目的の情報教室」に改造することもありではないか。私は「英語教育の浪速、浪速の英語教育」を目指し、英語検定、海外語学研修、国際コースのスタートなど形が整えられてきた。次のテーマは「情報教育の浪速、浪速の情報教育」だと強く心に決めている。情報教育は中高一貫のテーマであり、私は高校、中学の教務部長、情報科長がセンターとなり、私の思いの実現に努力するように指示した。今日の答申は私の心に心地良かったので気分を良くした私はこの日を11月12日を「浪速情報教育の日」と定め、二人に記念の焼酎をプレゼントして激励した。 


今日は「第二回目の高校入試説明会の日」であった。参加の事前予約者数は10月の一回目と同じように、二回目も昨年より大幅に増えており、入試広報部の幹部を集めて現状分析をしたのだが、中学校サイドはどうも「早い段階での意思決定の風が吹いている」感じで本校の人気がことさら高まっていると判断するのは早計だとの意見があった。大体入試広報部は慎重に、慎重に読む癖があり、大ぶろしきを広げないが、今府内で展開されている全ての私立高への入試説明会でまず最初に浪速を選んでくれるのは「悪くはない話」だと思う。中には昨年大幅に入学者が減少した対策として合格基準を下げて募集をかけている学校もあるやに聞いたが、私は本校は合格レベル水準は決して触らないと言明した。そのような事をすれば公立中学や塾の先生方へあらぬ誤解を与えることになるからだ。他の学校の事などどうでも良い。我々の学校に自信を持ち「浪速の中味と誠実さ」で勝負すれば良い。 


1回目の反省から2回目は一部手直しして本校の花形役者がプレゼンした。私はこれらスター達の来ている洋服やネクタイ、顔の髭剃りの状態、声の大きさ、間の取り方など全てに亘って観察し、修正をかけ、激励する。今や私はソフトバンクグループの孫正義会長と同じく前面に出ることは無くなったが、総合プロデューサーの任は手放していない。入試説明会は生徒獲得にそれくらい大きな影響を与えると言うことだ。特に本校の特色は生徒参加の手作りの説明会だと言う事であり、これがすこぶる評判が良い。