今朝の大阪日日は良い記事を載せてくれていた。見出しは「さぶちゃん、健在」である。演歌歌手の北島三郎さんが昨日東京で行われた日本クラウン創立60周年記念のコンサートに出演した記事で、御年86歳の熱唱で観客を沸かせ、国民的存在であることを知らしめたとあった。脚が弱り車椅子での出演となったが、こぶしの効いた演歌は観衆を感動させるものだったと記事にはある。演歌大好き、さぶちゃんファンの私はこの記事を読んで元気を貰った。「引退はしない。私はこの道を一筋に歩いて終わっていくと思います」と語ったのが素晴らしい。師匠船村徹との代表作である「風雪ながれ旅」を車椅子で体をよじりながらの渾身の歌唱は感動を呼んだともあった。この歌は私の好きな歌の一つでもあり、今度機会があれば久し振りに風雪ながれ旅を熱唱しよう。さぶちゃんの年齢までにはまだまだ距離がある。私も引退はせず、さぶちゃんを見習って生涯現役で頑張らねばならない。
先に海外語学研修場所として調印を済ませたフィリピンの「パーペチュアルヘルプ大学」の理事で日本プロジェクトのトップであるお方が10時に来校された。日本法人の代表と社員の3名がお忙しい旅程の中での訪問であり、短い時間を有効に使うべく考え歓待した。国際コースの生徒達にお話頂く機会を設け、ご本人の要望もあり空手道場の練武館で丁度授業中の空手を観て戴いた。その後我々の自慢である天空R(レストラン)にて昼食を摂って頂いた。私の方針はお昼時のお客さんには必ず昼食を共にするということであり、ご相伴にあずかるのは校長と担当の教諭としている。この同じものを食べると言う行為は人との距離を短くさせる。これも他に誇れるレストランを作った成果の一つである。私は来年4月30日の創立100周年の記念式典にご招待したいと申し出たら、「自分が来ます!」と即座に宣言された。これで海外のお客様が初めて決まった。
昼休みに武道館空手道場「錬武館」において生徒表彰を行った。今年の空手道部は素晴らしい成績を残してくれた。春の全国選抜大会で優勝し、その後トルコで行われた世界カデット、ジュニア空手道選手権大会での優勝、そして夏のインターハイで全国優勝、又全国中学生選手権大会でも優勝した。加えて女子選手も団体形で優勝するなど完全な全国制覇を成し遂げたのである。私はお祝いに「道着」をプレゼントし、激励金を手渡し、加えて道場の床のマットを新調した。頑張って良い成績を残すと私から具体的なお祝いを贈るというのが本校流であり、今後ともその線で参る。口だけで「おめでとう、ありがとう」だけで済ませてはいけないとするのは私の哲学である。