2022年12月19日月曜日

「浪速国際コース」が快調に飛ばしている!

 「浪速国際コース」が極めて順調に育ちつつある。順調どころか私の想定を超えた伸びである。念願だった「浪速高校から直接、海外の大学への進学」が実現しそうである。それも来年度卒業の国際コース1回生から誕生するから極めて早い。16日に行われた理事会・評議員会において国際コースのM主任教諭が経緯と成果を報告したが、出席者から「万雷の拍手」があった。私は感無量であった。国際コースには今ケンブリッジ大学から特別に認定された英語教育の資格を有している「スーパー教諭」が2名いるが、単に資格を有しているからではなくて、「仕事の仕方」を知っているからこそ、短時間でこのような成果に結びついたと言える。結局仕事の成果は担当する人間の「熱意」なのである。単に英語がしゃべれるからと言ってこのような成果には結びつかない。


1期生の進路状況は現段階で卒業生18人の内、 海外大学への進学希望者は7名おり、アメリカ、マレーシア、台湾である。国内大学への進学者は既に防衛大学校、関西外国語大学、近畿大学等に5名が決定済みである。今日も報告を受けたが英国のカレッジから3月に5名の学生と教授が3日間本校に滞在して日本文化を学ぶことが決まった。現時点で留学生はモンゴル、スエーデンから2名おり、浪速高校は今や間違いなく留学生の声が交わる国際高校になりつつある。このようにして単に大和川沿いの大阪の高校ではあるが中身はグルーバルな高校の側面も現れつつあるのである。これは一般の生徒にも大きな影響を与えることになると信じて疑わない。高校の校長と担当教諭を称賛してやりたいと思う。 



浪速国際コースの経緯を理事会の資料から纏めてみると以下のようになる。

201810    理事長より国際コース設置の答申を年度末までに出すように指示が出る。

20193   答申結果を理事長に報告。

2020年度入学生の2年進級時よりインテンシブコースに代えて理事長命名の「浪速国際コース」の設置許可が下された。

2019年 8     1回 語学研修先の予定であるフィリピン セブ島を視察 

2020年 3     2回 語学研修先の予定であるフィリピン セブ島を視察

2021年 4     浪速国際コース1期生は18名でスタート

                       ベルリッツとタイアップした英語講座開始。

2021  5月   コロナ禍によりセブ島語学研修正式中止決定。

202111     中止となった海外語学研修に替えて、国内(山梨県河口湖畔)にて語学研修

2022  4     浪速国際コース2期生16名でスタート

2022  5月  フィリピン パーペチュアルヘルプ大学視察の為、学校長と担当教員2名出張

2022  6   留学生の受け入れを再開する。モンゴルからの留学生1名を受け入れ。

2022  7     フィリピン パーペチュアルヘルプ大学との連携協定を締結。

2022  8    国際コース2期生(2)がイギリス・リーズ大学へ短期留学

              国際コースの教室をリニューアル。

                       マレーシア 大学見学ツアーを実施(1期生4名、2期生4名)

2022  9     スウェーデンからの留学生1名の受け入れ。

2022 10     1回海外語学研修(2期生)をフィリピン パーペチュアル・ヘルプ大学で実施。