2023年1月10日火曜日

昨日は久方ぶりの結婚式参列

 公立学校は今日が始業式であり、企業でも今日から仕事初めのところが多い。本校でも実質的には今日から大きく動き始めた。お付き合い頂いている複数の会社さんからもご丁重に新年のご挨拶を受けた。又今日は「大阪私学新春互例会」が都島区の私学会館で午後3時からあり、ここは私自身が参列することにした。今年は「4月30日に創立100周年」を迎えるから、大阪私学連合会のメンバーでもあり、互例会に出て顔を合わせる方々にご挨拶するのが礼儀だと考えたのである。「新年挨拶」はこのように美しい日本文化であり、私は今後とも大切にすべきだと思っている。 

高校の入試の教育相談は恐らく今週末で大半が終わり、この結果によって今年の入学者数の予想がつく。今朝の早い段階から中央館2階のコスモススペースは公立中学校の先生方の待合場所にしているのだが、混みあっていた。今日は打って変わって肌寒い日になったが、わざわざのご来校有難い限りである。中学入試は今週末の「14日(土)が1次A入試」で翌「15日(日)に1次B入試」だからこれで大体の終着駅が見えてくるだろう。高校、中学共に4月入学者の数は「まぁ安堵できる数値かも知れない」と現段階では言えることが幸せだ。そして「14,15日と大学入学共通テスト」があり、こちらも大変であり、今日以降、学校は気が抜けない臨戦態勢に入ったと言える。 


昨日の9日は本校の某男性専任教諭の結婚式があり、お招きがあって参列した。仕事柄このような機会は多く、私は全てに参列し主賓としてのお祝いの言葉を述べて来たが久方ぶりの結婚式であった。まずコロナ禍の中であるが、感染予防に厳重に配慮して式典を行った勇気を称えたいと思う。参列者を極力絞り、それでも「生涯の記念、節目、第二の人生のスタート」として両親、親族、友人、職場の上司や同僚の前で「華燭の典」を上げると言う行為は最大限に称賛されて良い。今回の式典への参列者は私と中高の校長、同僚からは男女各1名で本校からは5人であった。それで良いと思う。私は心を込めて主賓の挨拶をした。 


結婚式を挙げる行為は人それぞれに環境や考えの違いがあって、それはそれで良いが、個人的には「披露宴」という言葉があるように結婚式と言うのは「濃い繋がりある人々に披露する」ことが世界共通の形であり、規模は小さくても、又時期はずらしてでも行った方が良いと思うが、これはもう古臭い考えだろうか?私の部屋に入ってきて「昨日、入籍しました」と報告してくれる行為は受け取る側で言えば、「あぁ そうですか!おめでとう」と声を大にして言うけれども、「披露宴はどうするのかな?」と心の内で余計な心配をしてしまう。私が採用し生活の基盤が成り立って来た教職員が、結婚に踏み切り、「生涯の伴侶を得ました」との報告は嬉しいものだ。ただその伴侶、その後の子女、子息にも我々には責任が伴い、世帯主の場合、家族手当や保険など公金の出費も伴う。どのようなお方と結婚したのか、全く存知あげないのは無責任だとの思いが私にはある。しかし時代の風潮もあり、複雑である。そういう意味で今回の式典は新郎新婦始め、素晴らしい中身の有る結婚式であった。主賓として式典に参列し、祝辞を述べた私はこの新婚カップルについて、今後大きな責任を背負うことになったが、それが誇らしいし、嬉しい。