2024年3月7日木曜日

「先手必勝」「備えあれば憂いなし」を常に心せよ!

 コロナの為に中止していた「中学校の海外語学研修」を4年ぶりに再会する。私はこの日を待ちわびた。学年横断で総勢21名の生徒が明日8日午後、関空からシンガポール航空でブリスベン経由ゴールドコーストに向かって出発する。オーストラリア有数のリゾート地である。現地で各家庭に一人の生徒を「ホームステイ」として3月16日までお願いした。全般のコーディネーターはあの「NOBA」さんである。西田校長と英語科のW先生が付き添いで同行するが校長は様子を見た後一足先に帰国する。 


言わずもがな、英語は今後の日本にとって極めて重要な言語であり、本校でも注力している科目だ。中学生段階で海外に直接触れることはその後の意識改革に極めて大きな影響を与える。だから本校は中学も高校も「英語、英語、英語・・・」と英語教育を重要視し様々な活動を行っている。とにかく「先手、先手で物事を進める」。私は求めに応じ結団式に参加し生徒を大いに激励した。勿論英語でやらねばならないが、生徒達の目を見ると意欲的で大変に良かったと思う。今まではニュージーランドであったが再開した今年からは豪州である。 


昨日のアラウンドに続いて今朝も大きな記事であった。「2024年公立高校一般選抜最終」結果である。我々は昨日と同じように記事を詳細に読む。昨日触れた「800人のにぎり」は解消されそれぞれの地域にある公立に出願したのであろう。しかし計算が140人、合わないがこれは公立を受けず併願から私立専願に切り替えたからである。本校でも当初から見れば専願切り替えが18人出ている。しかし最終的に昨日の段階で66校の定員割れは5校減少しているが依然として61校が定員割れである。これが公立高校の現実の姿である。 


昨日の中間集計でシミュレーションした数値から平均で13人ほど本校への併願者数値が上がっている。言い返れば昨日の夕方でにぎりの800人から一部が本校の併願公立に出願したと言う事だ。依然として「浪速人気は高く」有難い限りである。今朝の新聞を受けて私は高校の入学者数予測を昨日より幾分精度を上げて、ミニマム910人からマキシマム935人とした。これに既に確定している中学140人を加えて1050人から1075人とした。これで新入生のクラス数は高校で22クラス、中学で4クラス合計26クラスの規模となる。中高の2年と3年を加えると令和6年度の期首生徒数は3049人から3074人となる。この数値を元に最終的な教員手配や教室の配置を考えねばならない。既に手は打っており、本年度は全く問題ない。今、私の頭には令和7年度、再来年度の事だ。「先手必勝」「備えあれば憂いなし」を常に心がけておかねばならない。