2024年4月8日月曜日

令和6年春季例祭と1学期始業式、そしてメロンパン

 長い冬が終わり、桜が満開の、暖かい春を迎えた喜びと、そして今年一年の各地の繁栄・人々の幸福・五穀豊穣を祈り、全国の神社の社殿で「祭事」が厳粛に執り行われるのを春季例祭とか春の例大祭と言う。秋は秋季(例)大祭だ。神社が毎年毎年執り行う極めて重要な祭事であり、本校もこれらに準じて学院神社の春季例祭と秋季例祭は重要な学校行事となっている。「本日はその春季例祭」で、まさに「桜が満開」であった。伊勢神宮様から戴いた学院神社鳥居を挟むように立っている左右の桜は入学式ではまだ7、8分咲きであったが今日は満開であった。私は嬉しくて万歳をして今日の日を寿いだ。しかし空は雲行きがおかしく、リスクヘッジで「鼉太鼓や2台の神輿」は回廊の屋根のある部分に退避させた。「本校の宝物」を雨に濡らせる訳には行かない。例祭は滞りなく進み、結局雨の無い春季例祭となった。昨年は酷い雨だったから私は憑いていると思った。


桜の満開は全校生徒3089人が揃う今日の日にしようとの神様のご加護だろうと私は感じた。市内の坐摩神社神職によるご斎行は何時もながら「きりり」とし、静かにそれでいて朗々とした「祝詞」の中に、新一年生高校966人、中学141人、全校生徒総勢3089人に言及され、間違いなく奏上された。雅楽部と神楽部による「尚学の舞」は何時もように荘厳に奏でられ舞が奉納された。自前の生徒による雅楽部と神楽部の奉納は本当に誇り高い。例祭の後は生徒に「直会」の品としてノートを私を通じて神様からプレゼントされた。その後「学院長講話」に移った。 ちなみに教職員には寿司弁当が例年の直会のお品である。



まず最初に1日に着任した新人の教職員をテレビカメラの前で紹介し、早く新しい先生となじみ、教えを乞う様に生徒達に伝えた。そして私は年度当初でもあり、春季例祭の意義、直会の意味、そして尚学の舞の由来などから話を始め「勉強することの大切さ」を強調した。祝詞にあった「ともがらと睦み、なごみて,身健やかに」の意味をかみ砕いて教え、今朝の朝日新聞の記事の切り抜きを掲げて「いじめ、ネットトラブル」等について生徒に「懇々と」諭した。 




1月から緊張する毎日であった。特に中高の入学試験、在校生の大学進学、卒業式、入学式、そして1昨日の合祀祭を経て今日の春季例祭まで神経を使う毎日であった。中学校、高校と二つあるから2倍分である。しかしそれも今日で一段落となった。特に昨年度は開校100周年という記念の年度で、それを全教職員で成し遂げ、次の100年に向かう令和6年度が「大きな塊でスタート出来た」のは格段の安堵と喜びであった。大きな責任を果たせてほっとしている。これらの事のお祝いとして私は明日の9日から27日まで6階の天空レストランでの焼き立てパン、ブルコーナーで人気の高い「ピリッと辛いサルサソースをかけたホットドッグ」を従来の129円から特別価格の117円で売り出すことにした。新年度スタートの祝いとして調理パン「HOTチリサルサ」を登場させて皆と喜びたいのだ
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人もの新1年生にタダで配る訳には行かないが、その代わり、多聞尚学館でのオリエンテーションではおやつとして「メロンパン」を一人一個無料で配ることにした。