昨日は、本校だけの表現であるが「安全・衛生・健康保健委員会」(略称:安全委員会)があった。月度1回の重要な会議である。一般的には「学校保健委員会」と称されている処が多いと思うが私は生徒、教職員の健康問題を幅広く包含する為に前述のように呼称している。この委員会の根拠は歴史があり、当時の文部省の体育局長通達が昭和33年6月に出て以来、数回見直されてきているが、要は学校保健委員会の設置は我々の義務であり、学校における健康の問題を研究協議し、その運営の強化を図ることが目的である。
又昨日は放課後、「茶道部へのお道具授与式」があった。今年の入部者は中高合わせて15人だと顧問の先生は言っていたが、まだ考慮中の者もいるそうで少し増えるかも知れない。これで「全部員数は65人」になったと言う。府内の学校で茶道部員が65人もいるなど他にはないのではないか?これほど大きな部になったのは間違いなく顧問の先生のお力、それに外部指導者の表千家木村雄基宗匠以下ご一門の先生方のお陰である。神道の学校として茶道は切っても切れない間柄にあり、今後とも理事長特別クラブとしてお道具の授与など支援をして参る。
昨日は私以下、常務理事、高校、中学の校長先生がお茶席に招かれ一服頂戴した。今私の頭にあるのは来年の4月30日の開校記念日に「学院神社の大神様へお献茶」の儀式を行いたいと思う。初めての事でゆっくりと準備して行く。毎年では負担になるので3年に一回やれば良いと思う。そうすれば生徒には必ず一回は神様へのお献茶がどういうモノか経験できる筈だ。学院神社境内にて居並ぶ安全衛生保健員会の教職員と部員の前で厳かに宗匠からお茶を立てて貰い、全校生徒と教職員の安全・健康へのご加護に対して「感謝の誠を捧げる儀式」は大きな教育的効果があると思う。