今日も中学入試がある。15:25から「一次B選抜入試」である。既に他校で受験しているが色々あり、本校とのご縁があって浪速の試験も受けたいという受験生の為に設定している入学試験である。現時点で申込者のうち、何名の受験生が実際に登校してきてくれるのか、そのうち新規が何人いるのか?この新規の数値が実際に入学者の増に直結するので私は注視している。既に1次A、A選抜、1次Bで合否発表を見た保護者は「入学金」を納付して貰って晴れて浪速中学の新一年生の候補者となる。候補者とは入学式で校長が入学を許可するまではあくまで候補者でしかないからだ。その数だが今15時現在で144人となり昨年の141人を超えている。過去の記録が148人だからおそらくこの数値を超える攻防になるかも知れない。私は嬉しい気分である。
そして今日から「高校の願書受付」が始まった。基本的にWEB申込である。教育相談に来た人数から想定して昨年を200人超えた2400人台となる見込みでこれは新記録の数値となるだろう。昨年度の入学者が966人だったからこの数値を遥かに超えて1100人台を突破する可能性が出てきた。クラス数は25クラスになるかも知れない。学校全体ではなくて新一年生だけで25クラスである。教室はあるから心配はしていないが私の胸中は既に来年度令和8年度入試時の教室手配に心が羽を広げて飛んでいるのである。
今日は年が明けて初めての「校務運営会議」の日であり、私は本年度の方針など語るよりも、席についている幹部教員の「自覚と覚悟」を問うた。彼らの中から将来のリーダーが出て来ないと逆に組織としては困る。逆境にある時より人は順調な時に素直に育つものだ。良い人柄と能力を有した方々ばかりだから心配はしていないが人は「ほおっておいて」、人は一人で育つものではない。親が子を育てるように教職員も今の組織のトップが意識して「育成する」という考えを持たねばならない。人を育てるということはそういう事である。
最後に当面の予定を下記のように周知した。
1月25日 二十歳の集い~浪速に戻る~
1月30日 高校卒業式
1月31日~ 中学生教室移動 西館改造着手
3月28日 新校舎竣功祭
理事会・評議員会
3月下旬~ 中学生新校舎へ移動
5月8日 竣功記念大祝賀会並びに教職員歓迎会(スイスホテル南海)