2025年1月21日火曜日

斎戒沐浴して学院神社の大神様に感謝の誠を捧ぐ

 18、19、20日と3日連続で中学校入試があり、結果に満足する状況が私を幸せにしている。私は斎戒沐浴して学院神社の大神様に感謝の言葉を述べた。昨年からずっと休みなど無いが、体に残る疲労感は敢えて言えば「心地よい疲労感」と言える。男は仕事で生きていると書けば物議を醸すかも知れないが、私のような旧世代の人間は仕事で社会貢献出来ているという感覚が自分を生かしていると思う。若い世代は「どんどん働き方改革を推し進め」オンオフの切り替えを上手く図って欲しいと思う。合格通知を手にした保護者からの「納付金」の確認が15時現在で156人まで来ている。この段階で既に過去の記録、すなわち新記録であった一昨年の148人を超えており、「これで良し!」と全身に力がみなぎる。 



今朝の新聞各紙は2028年度以降の府立高校の入学者選抜制度の改善を府の教育委員会が発表したものを記事にしている。しかしこの改善という語句の選択に違和感が残った。ここは改新、改革くらいではないか。改善を使うと今までが悪かったと皮肉に取られないか?まぁどっちでも良いが中身は特別と一般選抜を統合し2週間程度早めて3月1日前後に実施するという。また第一志望、第二志望と複数校志願が可能とか、全府立に「アドミッションポリシー枠」を設けて選抜する制度も導入だとか。今まで何回も聞いている話なので別に驚きはしないが、少し府教委も動き出した感じで私は賛同したい。しかしこの制度がどのような効果を生むか、今後私学側は注視し、必要なら対抗策を打たねばならない。 

2年先の事であり、何で急がないのかという疑問があるが、想像するに送り出す公立中学校サイドとの調整の結果だろうと思う。今回府教委が打ち出した施策は当初は少なからず現場に混乱を生むだろう。このことはますます私学人気を高めることにならないか?第一志望と第二志望の複数校記載は本当に受験生に寄り添った施策なのか、少し気になる。第一志望先に失敗して第二志望先が定員未満で尚且リストの中で成績順となれば「待つ身には地獄の日々」となるのではないか。それならばイッソ、私学へ行くとなるのは自然な流れだ。まぁやって見なければ分からないが? 


今朝ほど常務理事と高校、中学の校長を交えて確定ではないが「4月からの人事」について第1回目の意見交換をした。特に話題となったのは高校も中学も新一年生の学年主任と学年チーフの人事だった。浪速学院Next100の元年とも言うべき新一年生は重要であるだけに慎重に考えていく。また高校のただ一人の教頭補佐では25クラス(高1)、21クラス(高3)、22クラス(高2)の合計クラス数が68クラスにもなるから一人ではしんどいだろうから新しい人材を教頭補佐で発令する考えも私は披歴した。両校長は重任と言うか、続投して貰う。焦眉の急は教員手配である。時間をかけてこの点も議論した。いずれにしても舞台は回りつつあり視点は4月新年度人事になりつつある。組織を動かすのは人事である。我々の根本原則は生徒が多いということは大歓迎すべきことだという一点である。生徒数の増に文句を言うアホは本校には居ない。