2025年1月22日水曜日

建設中の中学校新校舎も微笑んでくれているだろう!

 今日は高校の「耐寒行事」があった。中学は日曜日の入試の振替休みの日でほっと一息できる日だった。私は朝7時ジャストに学校車で事務のKさんの運転で奈良の桜井駅に急いだ。ここは高校の「山の辺の道トレッキング」のスタート地点であり、目的は今日一日、生徒のガイドと安全保護で付き添う教員に激励の挨拶をするためだ。元来なら私も生徒に連れ添って歩くのだが2年前に帯同した時に本当に憔悴しきって「くたびれ果てた」のを経験したので「もう頃合いかな?」と思って歩くのは引退したのである。残念でならないが「年寄りの冷や水」となってはならないから決断した。本校の耐寒行事は1年おきに山の辺の道を歩く、葛城古道を歩くとして実施してきた。全て私が校長時代に始めたもので12年になる。 


私みたいな理事長、学院長の職責にある者は生徒との公式な触れ合いは月度一回の「学院長講話」くらいしかない。それもマイクを通して語るだけだ。だから私は意識して機会があれば修学旅行や耐寒行事などには「生徒に混じって動く」ことを優先してきた。この重要さや楽しみを深く知っているからだ。今日の企画である日本最古の古道と言われている「山之辺の道」踏破も1800人強の高校1.2年生の生徒と教員150人の大部隊だ。彼らは共に「桜井の大神神社から天理の石上神宮まで約16キロ」を寒さの中で歩く。これは神社神道の学校として極めて有意義であるとの思いから保健体育の先生方と私が企画し始めた。浪速高校の名物行事となるように今後とも工夫して継続していって欲しいと思う。 

とんぼ返りで学校に戻り、中学入試の今朝段階の最終数値を確認し、今後の方針について入試広報部と簡単なミーティングを持った。昨夕私が学校を出た時は158人であったが何と16時の締め切りに滑り込みで更に2人増えて納付金の納入者は160人となっていた。遂に160人の大台に乗ったのである。最もこれから先、辞退とか出てくるからまだ最終的には分からない。中学入試はまだまだ続き、「28日に2次募集」そして最後の最後、2月4日に「2月入試」を済ませ、我々は扉を閉じる。これらの数値は大きくは期待していないが、義務教育の中学校はギリギリまで門戸を開いている配慮をしている。令和7年度の中学校新一年生の入学者がほぼ決まりつつある。新記録数値となる見込みであるが果たして?最後の追い込みに入っている建設中の新校舎もこの状況に微笑んでくれているのではないかと思う。