2020年10月19日月曜日

さらし柿

「さらし柿」という言葉がある。渋柿の加工の事だが、まず渋柿を綺麗に拭き、柿の葉の部分を下にして、ホワイトリカーに三秒ほど浸す。その後ビニール袋の底に新聞紙をひいて、ホワイトリカーにつけた葉を上にして柿を並べ、霧吹きでホワイトリカーを吹き付ける。 最後にビニール袋をしっかり結んで、暖かい場所に57日放置すると「甘い、甘い栄養豊富なさらし柿」が出来上がる。中学生の為の多聞果樹園に隣接する多聞茶寮で実は小さいながらも大量に渋柿が採れたので、果樹園のH管理人が作ってくれた。今朝ほどこれらを中学校1年生にプレゼントした。昼食時のデザートに食べれば良い。学校の教育とは生徒たちの渋を抜いて甘くなるように加工することかも知れない。私は甘柿よりも渋柿を甘くした方を好む。甘味が深い。

 

17日の中学校第1回プレテストの報告を受けた。受験者はほぼ昨年並みで今年は欠席率が半減している。大変良いニュースである。戦略的に受験者数はここでは書けない。中学校関係者からは受験生の受験成績の分析があり、入れ替わり入試広報部からは詳細なアンケート報告があった。大切なことは本校の印象である。ここを私は重要視する。プレテストを何処で知ったかという質問には圧倒的に本校ホームページからであり、次いで塾関係者であった。本日の説明会で印象に残った項目について聞くとこれまた圧倒的に「在校生徒のプレゼンテーション」であった。本校では在校生が受験生に学校生活をざっくばらんに話すこととしている。決して「やらせ」ではなくてもう永年の伝統で、教員が言うより生徒の話は正直で迫力がある。それらは保護者アンケートから容易に分かる。・生徒のプレゼンテーションが良かったです。去年まで小学生だった生徒がこんなにちゃんとできるのかと感心しました。・生徒によるプレゼンテーション、なんででしょうか、すごく感動しました。ありがとうございました。生徒達が礼儀正しく、先生方も楽しそうな活気のある方たちばかりで、非常に良い印象を受けました。等々である。

上記の印象以外で、さらにお気づきの点がございましたらご自由にお書きくださいと聞くと実に様々なお答えが返ってきているが圧巻は「学校全体の美麗さと清潔さ」に驚いておられる。・とても学校がきれいで、勉強に対しても1人1人に合った勉強を取り入れておりとても良かったです。・校内のきれいなところ。・コロナ感染対策も万全にされていて安心して参加することができました。・子どもの試験の間立派な食堂で待たせていただけることで親の私の気持ちが落ち着きます。・充実した設備に驚きました。・清潔感があり、とても恵まれた学習環境だと感じました。・7階の音楽室や書道室・3階の和教室・家庭科実習室では、他校とは違う教室の造りに気づかれ、細かいところまで考えられている施設であることに驚きました。・施設が充実していると聞いていましたが、ここまでとは思っていなかったです。学校ではないような校舎ですね。・HR教室では、「40人以上が授業を受けているようには思えませんねと、教室の広さにもビックリしました。・天空レストランです。学校の食堂は、狭くて汚いイメージを持っていましたが、あまりの違いに声を失いました。

 私は令和3年入学者を一人でも多く増やし、素晴らしい教育環境で高い教育力を展開すべく11月14日、第2回目のプレテストに向けて総力で頑張っていくよう激励した。浪速中学校のずば抜けたICT教育と道徳教育、多聞尚学館学力強化、多聞農園・果樹園での心の滋養教育と他校が有していない教育の柱があるだけに私たちは今後とも粘り強く発信していかねばならない。正面付近の上記写真1枚を見るだけで如何に我々の校舎が普通とは全く異なっていると分かって頂けると思う。このデザインと色彩を見よ!容れ物と中身、その両方に私たちは誇りと自信を持ち今後とも生徒の為に頑張って参る覚悟だ。

2020年10月17日土曜日

私立学校の土曜日勤務

昨夜来の雨は朝方、生徒の登校時間帯となっても「しとしと」と降り続いており肌寒い中で「学校繁忙期」が始まった。私立学校として私は農作業ではないが10月からを繁忙期と呼んでいる。単なる忙しさだけではなくて「神経をすり減らす繁忙期」だから余計に始末に困る。これが3月末まで続く。しかししんどいと思ったら私学ではやっていけない。これがチャレンジングで面白いと思わないと身体も心も持たない。今日は第1回浪速中学校入学希望者のプレテスト日であった。私はコロナ対応として通常は開けない「西関門」と「天の岩屋戸門」を開放し在校生を入れ、正門は受験生小学校6年生のみの登校口とした。来週の24日には「いよいよ」第1回浪速高校入試説明会である。すべては土曜日を充てる。平日には在校生への授業があり、土曜日を使うしか方策はない。

 この10月から事務室勤務に若い元銀行勤務の女性を採用した。寿退職をされた専任職員の対応であったが、これで現在の事務室には偶然だが3人の元銀行勤務の女性職員が誕生したことになる。お金を扱う事務室の仕事に銀行勤務のキャリアは最強の武器であり、3人とも優秀で仕事ぶりは文句など一切ないが、私の懸念は銀行時代との労働日の違いであり、果たして土曜日勤務が通常の私立高校日常の生活スタイルとして、早く順応してくれるかという点である。私はお二人に聞いてみたのだが、「慣れました」「月一回の休校日の設定は有難かったです」等の返事があって安堵したが、若いのだから当然土曜日にはやりたいこともあって当然だし、週休二日に慣れた体では、当然土曜日勤務はしんどい気持ちはあって当然だ。

 しかし土曜日勤務は、分かっていて応募し就職したのだし、土曜日勤務の犠牲はあっても「学校勤務の喜び」みたいなものが勝っているという事だろう。確かにこの3人の応募履歴書にはそのように書かれてある。学校には実に様々な仕事がありこれらは通常の会社、行政、銀行、飲食業等々の仕事とは全く異なり、第一傍に何時も制服を着た生徒が「うようよ」している職場は学校以外にはない。あくまで学校と言うのは教育機関であり、生徒が教室で学んでいる限り教職員は傍に居るのが仕事であると言っても過言ではない。

 然らば私立学校も公立学校と同じく土曜日は休校日にして週休二日制にしたらどうかの意見はあって当然だが今そのような潮流はない。私立学校の存在意義はお父さん、お母さんがお仕事で自宅に居ない土曜日も学校で子供さんを預かり、勉強を教え、クラブをさせますよという形が私学に顔を向けて頂いていると私は思っている。それに前述した来年度の我々の飯の種である入試説明会業務が土曜日だ。「公立と私立との根本的な違いは土曜日授業、業務があるかどうか」である。これは教職員の労働時間・形態の「格差ではなくて、差異、差違」である。将来はどうなるか分からないが本校では現時点で土曜日を休みになど出来ない。だから土曜日勤務がしんどい人には転身して頂くしか方策はない。

 さりながら、そう言っても例月土曜日、日曜日の連休が無いのでは私事で用事を済ませるのは難しい。日曜日だけだと郵便局も銀行も行政も閉じられており日常生活に支障をきたす危険性があるのと、たまには「土日の連休」が欲しいと思うには当然であり、私は今年の4月から月度一回土日の連休を年間労働時間表に組み入れた。即ち月度1回、給与に跳ね返らずに休校日を設定したのである。始めて半年、色々様子を伺うと、ほとんどすべての教職員が歓迎し喜んでくれていると確信した。私はこれを浪速学院始まって以来の「徳政」だと信じている。これによりいささかでも「繁忙感」が薄れることを願っている。今私の頭の中には更に「本校の教職員の労働時間の短縮について」が大きく占有されている。要は「学校の教職員の働き方改革」である。15日の職員会議ではこのへんのところを只一点のみ私は強調して話した。特に課題は「クラブ活動の扱い」である。




2020年10月16日金曜日

天孫降臨と初心生涯

「有り体(ありてい)」という言葉があるが、最近は使われなくなっている大人の言葉だ。意味はありのまま、うそ偽りのないこと、世間並み、などの意味がある。「有り体に言えば」とつかわれる。ありていに言えば私は人にプレゼントする行為を好む。最も意義ある、節目の時に「意味ある贈答品」を贈る。私の執務室には宮崎県高千穂神社にてお祓いを受けた同町にある神楽酒造さんに特別に作って貰った芋焼酎「天孫降臨」を貯蔵し、すぐ取り出せるようにしている。要は神社神道の学校として私が段取りしたプライベートブランドの記念品である。最も、最近某行政の首長就任のお祝いに天孫降臨を持参したが、「天孫降臨の意味は何ですか?」と聞かれたのには参ってしまった。日本建国の謂れをご存知なかったのである。

 今朝、昨日の研修会で専任採用後の1年間研修の発表会を済ませたばかりの4人の先生方が、参加と講評へのお礼に私のところに挨拶に来てくれた。私は満面の笑みで迎え、先生方に「昨日はご苦労様でした。素晴らしい内容で嬉しく思っています!」と言いながら天孫降臨をプレゼントしようと思ったら何と見当たらなかったので、これも意味ある芋焼酎である我が国最初の世界遺産である屋久島の芋焼酎「三岳」を先生方に差し上げたのである。屋久島と本校とはこれまたご縁が深いがこの話はいずれ。三岳の方が少しだけ天孫降臨より高いからまあ良いかと柔軟に対応したのである。

 前述したように昨日は16時から専任教諭採用1年目の研修報告会があった。徐々に形は変わってきたがこれも私が始めたものだ。Y総務部長に何時頃始めたものか?と尋ねると直ぐに調べてくれた。それによると私の書いた「校長日記」に2008年(平成20年)3月22日に「年度末研修会」の名で新専任4人の発表会が行われたとある。今から12年前の事だ。着任して2年目には既に始めていたことになる。しかしブログアーカイブで読み返してみるととにかく「私のブログは長い、長すぎる」。今でも長いみたいだが、その3倍は文章があるから確かに長い。私が学校改革に「前のめり、前傾姿勢」で突き進んでいた様子がこのブログ文章の長さからも容易に分かる。

 

この時の新専任4人の内、今本校で頑張ってくれている先生は2名である。女性のお一人はご結婚で他県に移転され、男性のお一人は不調で転職されて行っている。残ってくれた2名の教諭は今や本校の中心的な役割を果たしてくれている素晴らしい先生方である。定着率は50%だから、人生の変転を見る。折角本校の専任になれたのに運命はそうはさせない。今年発表の令和元年採用の専任は数が多く9人なので3回に分けての研修発表で、昨日は2回目で4人の先生方であった。9人の教職員には定年まで又その後も健康で本校の席で教師として生涯を終えて欲しいと願うばかりである。

 いずれも素晴らしい中身で何と言ってもこのような本校の将来を担ってくれる若い世代の教員が頑張ってくれている姿を見るほど嬉しいことはない。人知れず目頭が熱くなるくらい私は若い人たちに期待する。ブログアーカイブスにしっかりと書いているが、「教師として謙虚に生涯学習」、そして本校中央館8階の図書館入り口に掲げている扁額「初心生涯」に言及した。これは私が敬愛して止まない本校名誉理事長の神社本庁長老、大阪天満宮名誉宮司の寺井先生の揮毫であるが、この言葉と教師馬鹿になってはならない、人間の幅を広げよと激励したのである。

2020年10月15日木曜日

完成度を高める!

昨日の中学校体育大会は大成功であったと思う。一言で言うと「完成度が高まった」ということだ。観覧していて私は感無量であった。第13回だったから言い換えれば初めて実施した時からもう13年経ったことになる。着任して翌年のことだった。隣に据わっていたN中学校校長が「これも理事長が始められました!」と言ってくれたのは「嬉しかった」。この一言で私は昔を思い出した。そう、最初にやった仕事が「中学校の運動会の導入」だったのだ。「中学校に運動会がないのはおかしい!」と言って即決断した。当時は高校生に交じって陸上競技大会をしていたが、中学生の出番は少なく、中学生は手持無沙汰で「ぶらぶら、ふらふら」していた。陸上競技大会は「FUN」が無かったしこれでは義務教育の中学校として、中学教師として、中学生徒間の求心力が高まらないと痛烈に感じたことを思い出した。

 

しかし創設したのは私だが完成度を高めてくれたのは教員の力である。これだけは強調しておきたい。私は初めて導入する企画は革新的、時に革命的に出すが、その後は余り関与しない主義だ。教員にほぼ100%任せる。傍から「ごちゃごちゃ」言わない。見守り、結果を評価する。それが私の仕事である。正直言って学校の教師は何かを変えるのは不得手である。しかし一度決まったことを高めていくのは極めて上手い。いわゆる「教師の知恵と腕」は素晴らしいものがある。その昔は新しいことをやるのに、「しんどいことは嫌、忙しいのに、誰がそれをやるの?」などとほざいて「反対、手抜き、さぼり」に走る教員集団が居なかったとは言えないが本校の教員はまったくそういうことはなかった。それだけ私は良い教員を14年間集めて来たということか。今いる専任教員の85%以上は私が採用した先生方である。この人たちが学校行事の中味を高めてくれている。素晴らしいことだ。

 まずプログラムが素晴らしい。良く出来ている。国歌と校歌が書いており、掲揚する。プログラム一つでその学校の全てが見えてくる。中学校教員集団のチームワークが素晴らしい。「役割分担」が完全に完成しており動きに全く無駄がない。そして圧巻は無観客の対応として「ライブ中継」を考えたことだ。どうも大阪中高生のゴルフの大会でティーグランドからの様子を動画に取りそれをSNSにアップした経験がN教頭の頭にあり、今回の事に結び付いたみたいらしい。このN教頭はこの辺のセンス感性があるのか、良い点であると私は評価したい。新しいことを導入するのは管理職の仕事である。中学生全員を学年を通して縦割りで「大地」「海」「太陽」の3集団に分けてくれたのも教員だ。大地は緑、海は青、太陽は赤と意味ある色彩の揃いのTシャツを全員が着て、教員も白のお揃いシャツだ。素晴らしい。






 このチーム名と色は神社神道の学校として意味ある。これも私を喜ばせる。大地の神は「地母神(じぼしん、ちぼしん)」と言い、母なる神で一般的な多産、肥沃、豊穣をもたらす神で、海の神は「海神(わたつみ、わだつみ、うながみ、かいじん)」と言い、海を司る神で、世界各地の神話においても比較的高位の神とされている場合が多い。代表的なものではギリシア神話では「ポセイドン」が有名であり、ローマ神話 では「ネプチューン」、そして日本神話では「ワタツミ(綿津見神)、スサノオ(建速須佐之男命)、スミノエ(住吉神)」等が良く知られている。四方を海に囲まれている我が国は海の神様は多い。太陽神の代表格としては、日本神話の「天照大御神」、ペルシャ神話のミトラス、ギリシャ神話(ローマ神話)のアポロ」等敢えて説明は要らないくらい知られている神様だ。「本校の生徒はこのようにして神様を学んでいく」。


2020年10月14日水曜日

中学校体育大会 オンライン生中継

 












本日は天候にも恵まれ暑過ぎるぐらいのなか、中学校の体育大会が行われました。新型コロナウイルス感染予防の為、無観客による開催となりましたが、保護者向けにライブ配信中継をしました。理事長・学院長先生が自らお決めになった行事は数多くあり、この体育大会もその一つです。特に、体育大会のような中学校行事は、どうもお好きなようです。

先生は生徒たちと一緒にラジオ体操に参加され、また、50m走では生徒に負けないぐらいの全力疾走をされ、非常に楽しんでおられました。先生は途中で、他件があり中座をされたのですが、その間リモートライブ中継を楽しまれていたそうです。

先生は学校にお戻りになられた後、「時代は変わったなぁ」と笑いながらおっしゃられていました。最後に本校の学院曲である、厳粛な「海道東征浪速」が流れるなかで、男子生徒による空手の型の演舞で締めが行われ、先生は大変満足されておりました。(K

2020年10月13日火曜日

雅楽部引退公演「蘭陵王」

昨日の16時から「雅楽部の高校3年生の引退記念演奏会」があった。例年なら保護者にもご案内するのだが新型コロナの関係で「無観客」とした。しかし大事なクラブ活動でもあり、当初は校長先生の代表参加だけでも良いかなと思ったりもしたが、理事長・学院長の出席を期待しているだろうし、今まで散々と特別強化クラブとして支援し、激励した経緯もあって私は参列した。元々私は雅楽の楽器や音色、音階などが西洋音楽とは全く違い、その心地良さが大好きで、その音色を久し振りに感じたいという思いと、主任外部指導者の岩佐先生が舞人として舞楽の「蘭陵王」を初めてこの席で舞って頂けると聞き喜んで観劇したのである。

 神社神道の学校として例祭などで「自前で雅楽の演奏が奉納」できることほど嬉しいことはないし、これは絶対的な誇りである。お宮の規模が小さく、お祭りなどで、雅楽をテープレコーダーに吹き込んだ演奏や雅楽器が扱える外部の神職にお願いすることは神社界では普通の光景だけに「学校が自前で」というのが私には「内なる誇り」と嬉しいのだ。確かに長い年月と部員の確保の苦労、高価な雅楽器の購入、素晴らしいお稽古をする場所と環境、何より、その道のプロの先生方をお招きし、長年に亘るご指導の賜物である。又裏に隠れて見えないが学校顧問の先生方のお力が大きい。特に雅楽はそのことが目立つ。

 今回の引退公演では演奏曲目が6曲であった。「五常楽急(ごじょうらくきゅう)」「陪臚(ばいろ)」「黄鐘調越天楽(おうしきちょうえてんらく)」「平調越天楽(ひょうじょうえてんらく)」「蘭陵王(らんりょうおう)」「長慶氏(ちょうけいし)」であった。とにかく雅楽の文字は難しくて読めない。特に今回の目玉は蘭陵王で雅楽の曲目の一つだが、管絃にも舞楽にも奏される。北斉の蘭陵武王・高長恭の逸話にちなんだ曲目で、眉目秀麗な名将であった蘭陵王がわずか五百騎で敵の大軍を打ち破った故事による。何か織田信長が今川を打ち破った「桶狭間の戦いを彷彿」とさせるではないか。優しげな美貌を獰猛な竜の仮面に隠して戦に挑み見事大勝したため、兵たちが喜んでその勇姿を歌に歌ったのが曲の由来とされている。武人の舞らしい勇壮さの中に、絶世の美貌で知られた蘭陵王を偲ばせる優雅さを併せ持つ。私は蘭陵王の中に男の理想を見出すのだ。そう、男はイケメンで強くなければならない。そうだとしたら私など蘭陵王には絶対になれないわ!

 高校3年生には引退記念として私がデザインした学院神社を創建した時に同じ木材のヒノキを削り出し、作成した紋章入りの「学院神社扇子」をプレゼントした。又記念撮影後には神楽部の生徒も合流し、4月からの半年分の「ご奉仕料」を一人当たり5000円のクオカードを手渡したのである。私は部員一同に心から慰労の言葉を投げかけ、激励した。そう、雅楽部と神楽部はクラブ活動と言っても学校法人に依頼によって例祭などで学院神社の奉納演奏や奉納舞をしてくれる有力な実際的なクラブなのである。私はそれを「アルバイト」とは呼ばず、「ご奉仕」と明言し、半年に一回「ご奉仕料」を喜んで手渡すのだ。最近では実力が認められて外部からも演奏依頼などが舞い込んでおり、この事も私を嬉しくさせている。