2020年4月20日月曜日

「コロナ後」、5月7日以降どうなるのか?

今日は教職員の一斉出勤日であった。最も勤務時間は短縮で10時から15時までである。18日の土曜日は元来私が強く進めて来た今年度から導入した月一回の学校休業日で初めて教職員の為の土曜日、日曜日の連休制度を実現したのだが学校は新型コロナの影響で臨時休校となり、仕方なく教職員には在宅勤務を認めたから「鳴り物入りの連休制度」も影の薄いものになった。仕方がない。今日は月曜日だから幹部教員が集まる重要な校務運営の意思決定機関である「校務運営委員会」があったが、私以外には特段発言もなく短時間で終わった。私は様々な視点から当面の課題について整理して話した。





特に強調したのは「コロナ後」であり、今回の新型により価値観、規範、制度等、社会構造の変化と学校への影響、そして学校の在り様が問われてくるのではないかと話をした。今、日本の誰もが「5月6日までは・・・」と思って額に鉢巻きをして頑張っているが本当に5月7日以降にすべてが元に戻るとは考え難いとも話し、しからば学校は何を準備しなければならないのか考えておくべきである。何時までも先の見通しのないままで生徒の登校禁止を続けるのか?これは「生徒保護者への期待を裏切ることになる可能性」という言葉まで使って正に「暗中模索」でも前に進めないといけないと強調したのである。本当に「ため息のつく」毎日である。



こういう状態であるが進むものは進み、1月6日に着工した千早赤阪村の浪速中学校校外学習施設「多聞果樹園・農園」に隣接した「多聞楽舎」がこのほど建設会社「千福建設」さんの素晴らしい熱意と技量で見事に完成した。明日は身内だけでささやかな「四方祓え」の儀式で竣工を祝い、ここで土地に触れ、植物栽培体験で遊ぶ中学生の安全を祈願する。その時に私が精魂込めて彫った看板の除幕も行う予定である。私が細部にまでこだわってデザインした。汚い山小屋風ではいけない。作るなら豪華な良いもの、清潔なものを作ることによって中学生は多聞楽舎を好きになり、「又行きたい!」と思ってくれる筈だ。