2020年4月24日金曜日

安部総理に訴える!「学校にも金を出して欲しい!」(早急に遠隔オンライン授業のスタイルを構築する!


1/3出勤、2/3は在宅勤務というスタイルであるが、教員は今日から始まった「遠隔授業」の準備で動き回ってくれている。何事も初めての仕事はこういうものだ。しかしこのスタイルは5月6日までで終わりとはならないと感じているが、具体的に政府や大阪府の指導が出てこないと一私立では何事も始まらない。来週は大きな山場で全国の感染者の状況を受けて政府は結論を出してくるだろう。従って急遽4月30日を「全教職員一斉出勤日」とした。大型連休の前に5月7日以降の事を準備しておかねばならないからだ。




高校では今日から「遠隔授業」を開始した。先週には各ご家庭に連絡を入れ、個々の学習の進捗状況の確認および質問対応等の内容を充実させるために、5教科(英国数理社)を中心に「Classiクラッシー」を使って遠隔授業を実施するのである。まず、生徒の健康状態を把握するために朝 8:50 に点呼および検温の実施と報告をさせる。そして9:00 12:00 の間にその日の指定授業を受講し、当日の 15:00 までに指定された課題や質問などを Classi で提出して貰うスタイルである。このソフトは、今流行の 全国の高校の2校に1校で利用されているくらいの人気の学校ICT化を多角的にサポートする教育プラットフォームである。



クラッシーは、2014年にベネッセHDとソフトバンクが共同出資で設立した企業であり、 主力は社名と同名の校務支援サービスが「Classi」である。 生徒や教員がスマートフォンなどを通じて利用するサービスで、クラスや学年単位などのグループで利用できるSNS機能を中核とする。ところがだ。「つながりにくいし情報は漏洩するし、もう最悪」「ただでさえ学校現場は混乱しているのに」等の声がかまびすしい。又不正アクセスを受けて情報を流出した可能性があると発表したこともあり、高校生や教員には現在不満の声が相次いでいる。本校でも繋がりにくい状況は続いていると報告を受けている。それに生徒の中にはまだ20%程度動きの悪い生徒もいるとの報告を受けている。困ったものだ。まだまだ使い勝手が悪い。 




今回の新型コロナで我々は学習した。臨時休校の時にただ「指を咥えて何もしない」状況から早く脱出する為にも「オンライン授業」は不可欠である。「熱のある、双方向の動画の配信をクラス単位で行う」ことが出来れば「新しい形」が24時間365日で出現する。そうすれば新型コロナで2、3か月休校でも怖くはない。その為にもスマートフォンに代わる「教育ツール」は不可欠である。それは前にも書いたが「クロムブック」しか当面はない。しかし全国の高校で対応していくとなると、利便性の裏側に潜む「繋がり難さや情報漏洩」などのリスクをあらためて示した。「一つ山越しゃ、又次の山が・・・」という感じだ。しかしこれにへこたれていては何事も前に進まない。

安倍総理に訴える!「学校にも金を出して欲しい!」これは間違いなくお国の為になりますよ!!全国民一律に10万円を支給するのに今となっては反対はしないが、その予算12兆円に比べれば微々たる金額で学校が様変わりする。ICT教育に追い込めるし、学校嫌いの生徒や不登校の生徒の為にもなる。まさに教育革命が起こるだろう。それは学校の先生の直接的評価にも繋がる「学校の先生改革」にもなるのだ。マスコミも問題だ。ス-パーが混んでいるとか、政府批判とかそういう話ばかりで、どこからも教育問題への発信がまったくないというのは一体どういうことなのか!教育こそ国の根幹である。