2020年4月7日火曜日

本校ゆかりの物故された、神々に祈る!


昨日のアラウンドで「非常事態宣言」と書いていたが正しくは「緊急事態宣言」だったから今朝修正した。総理の談話を受けて大阪府私学課は全私立学校に文書を出し、それを読むと明確に「入学式、始業式、健康診断」はダメと書いてあった。「学校の使用停止」なのである。これで腹は決まった。今更とやかく言っても仕方がない。与えられた状況下でベスト尽くすのが私流である。早朝の本校の対策会議で早速新校長が良い考えを提案してくれた。早く本校の生徒になって貰うために新入学者の保護者と本人宛に「入学許可証」と「校長メッセージ」を送付したいという。素晴らしい。私はすぐやるように言ったのである。




次に650人の生徒に1年生のそれぞれの担任名を知らせ個別に電話をかけてコミニュケーションを取ることにした。まず電話機が必要で本校は校外学習などの時に使っている「レンタル会社」からいわゆる「ガラ携を60台入手」した。一日当たり通信料は別でレンタル料が1400円もかかるが仕方がない。16クラスの担任にそれぞれ分配し、学年団で手分けして生徒と連絡を密にするのだ。先生方は早速このガラ携を武器に「電話作戦」に出てくれていた。現在家庭学習用の教材や課題を整理しており早急にこれらも宅急便で各ご家庭に送る。このようにして学校と繋がっていることを実感してもらい不安感を除去して貰いたいと思う。このへんが「浪速流」である。







今回の政府の宣言はとにかく早急に感染拡大の火を止めることが第一義である。対処療法では限界があるが薬がないのだから仕方があるまい。医療崩壊になってはならないから軽度の患者は病院からホテル等に移送するという。経済対策として総額108兆円という大きな予算が示された。後6週間程度頑張ればウイルスは治まると専門家は述べている。外出禁止は辛いがここは我慢のしどころである。北新地やミナミの飲食業の人々は死活の問題であろうが頑張って欲しいと思う。私は本校で清掃に従事している人々の雇用を守るように理事に申し上げた。



教職員の出勤体制も検討するように述べた。いわゆる「テレワーク」の導入である。生徒もいないのだから毎日間日定時出勤は不要である。混雑するラッシュの時間帯を避けた電車通勤でも良いと教頭先生にも述べた。とにかく本校の教職員からも生徒からも感染者が出ないことを祈るばかりである。5月7日、連休明けに全員が揃って正門を潜って登校することを学院神社の大神様に昨夜行った「合祀祭」で本校ゆかりの今や神々となられた先人の人々にお願いしたのである。