2020年4月28日火曜日

トップ存在の意義、「今となっては今後のこと、すべてを新型の責任には出来ない!」


体育の先生方から要望のあった執務室の改良を行った。資料の保管の場所が少ないので廊下に面した少し凹んだスペースにシャッター付きの書庫の設置と、部屋の中に「手洗い場」を設置した。何故故か手洗い場は流し場と兼用していたのだが、いかにも拙いと考え、この度実現して上げた。立派に出来上がっておりこれで手洗いも洗面も美しく出来る。今後とも教職員が気持ちよく仕事が出来るように改善していきたいと思う。喜ぶ教員の顔を見るのが大好きだ。





9時半から「拡大管理職会議」を行い私学課の指導を受けて臨時休校の延長と本校同時の施策として以下のような最終決定をした。早速高校、中学とも校長名でホームページにアップする。今朝の理事長・学院長の指示事項は以下の通りである。


   中高とも臨時休業を当初の5月7日から11日まで延長する。

   5月11日以降の事については5月7日に改めて告示する。

   高校は11日以降はオンデマンド方式の6限授業、中学は5限の「オンライン授業」を展開する。

   教職員の在宅勤務は予定通り本日で終了し30日以降は通常出勤日とする。

   連休期間中に各担任は「ララコール」を使って自分のクラスの生徒に必ず一回は肉声を届け激励すること。

   高校のⅡ類、Ⅲ類の生徒に対する「クロムブック」の手配について至急検討すること。

   5月末の理事会・評議員会は予定通り実施するので準備に入ること。ただし今後はオンライン理事会となるように検討を進めること。

   9月始業式という話が出てきているのでこれについても事前勉強を進めておくこと。






新型の動向と政府筋やウイルス専門家の意見などで今後とも流動的であるが、心を一つにしてこの難関を乗り切っていきたいと思う。必ず克服できるのだから自信をもって今日やるべき事は今日やり、朝令暮改でも構わないから状況を少しでも改善するために私はトップとして厳格かつ厳密な指示を出してこの組織を一歩でも前に進める。かかる場合民主的に皆の意見を聞いて中間的な妥協案で決定しても事態は改善しない。国の事は内閣総理大臣が、地方の事は首長に、会社のことは社長が、学校で起きたことの責任はすべて理事長と校長が背負っている。「今となっては今後のすべてを新型ウイルスの責任にはもう出来ない!」今は危機管理の腕が問われているのだ。「資源の集中投資」こそ最も必要である。資源とはマンパワー、資金、物量、情報、ベクトルの統一である。そして忘れてはならないのは「コロナ後の視点」をどう持つかであろう。