2020年6月29日月曜日

英語教授法CELT-Sの認定を得た先生が出た!

久々に「拡大管理職ミーティング」を開いた。開かざるを得なかったからである。詳しくは書けないが「本校の行く末を心配」して管理職に指導をしなければならない局面が最近数件あったからである。管理職でその組織は伸び、管理職で職場の風土は変わる。高校、中学の校長と教頭、事務長、それに入試広報担当のライン教頭、そして私と副学院長、事務統括理事がメンバーである。人が変われば組織は変わる。変わって当たり前で変えるために人を変えるのだが、変え方が急で従来の路線から大きく逸脱すると一挙に浪速は崩壊する可能性があること、又次席にいる者の宿命としてトップのやり方を常に注目し「何時か自分の時代になったら」という思いでプレゼンテーションなどの勉強を怠ってはならないと諭した。


この席で今後「職員会議の議事録」について最終的に担当教頭はイントラに上げる前に一字一句、理事長の発言内容をチェックすることを指示した。教員はこれらを確認して業務を確認する場合もあるから誤解などがあってはならないからである。私は職員会議で話す内容はノートに書き、それを確認しながら話すが時には言い間違いや抜けなどもあるかも知れない。重要事項はその後の「アラウンド」で書いているから「時系列的に言えば」後の方が正しい内容である。トップの指示通りに動けないような組織は危険である。少なくとも誤解などがあってはならない。今や世界はSNSで組織は動いて行っている側面もある。口で話した内容より文章で残したアラウンドが少なくとも誤解を避けることが出来る筈だ。

週始まりの今日は朝から「グッドニュース」が飛び込んできた。何と国際的な権威ある機関から、「中学・高校英語指導者向け国際英語教授資格(CELT-S)コース」の取得が本校で初めて出たのである。これは従来のCELTAとは異なり、英語を母語としない中学・高校の英語の先生を対象とする国際英語教授資格で英国のケンブリッジ大学英語検定機構が認定するもので、相当に難しい内容である。CELT-S開発の経緯は多数の国家プロジェクトで教員研修に携わってきたケンブリッジ大学英語検定機構が義務教育段階で教える英語の先生のための研修に大きなニーズを感じ、CELTA Delta TKT(英語教授知識認定テスト)といった英語教授法認定資格を開発したものである。



「あの先生はCELTを持っているんだって!」というだけで世界に共通する英語教師ということになる。研修合格比率は約10%だから如何に難しいプログラムか分かる。英検1級どころの話ではない。私は英語教育を極めて重要視し、そのために英検やTOEICなどの外部検定資格を勧めてきたが、こういう流れの中でCELT-Sの教員が出て来たことが殊の外嬉しい。更にこの上を行く認定を目指している女性教員もいる。今年の採用した英語の常勤講師の先生は男女二人いるのだが、何とお二人とも英語について資格を有し、努力家だとこの度CELT-S資格を取ったM教科長が評価している話を聞いて、是非こういう先生を本校の専任教諭になって貰いたいと私は思う。

国が国家の威信をかけて小学校から大学入試まで「日本の英語教育の見直し」を図り、英語力強化を目指している時代に「日本語で生徒を追い回すだけの英語教師」「語学研修だけに生き甲斐を感じているだけの英語教師」「相変わらず何の資格もない英語教師」等々はいずれ自然に淘汰されていくだろう。自分は英語教師だと自信を持って言えるような見識と努力、教授法、実績、資格等々が問われる英語教師の受難時代はもう既に来ている。しかしこれらを有すれば世界どこにでも英語教師の職が好待遇で迎えられるだろう。私でも中学生や高校生には英語を「一見、教える」ことは出来る。しかしそれは英語教育の指導ではない。英語のお祭りみたいなものだ。本校を「やどかり」にして英語祭りにはしないで欲しい。