2020年6月3日水曜日

「命惜しむな 名こそ惜しめ」

「海外修学旅行を止めて日本の何処に一体、連れて行くのか?」との質問は当然だ。然らば昨日のアラウンドに引き続いてお答えしよう!現時点で下記の6カ所だ。あくまで候補先でまだまだ検討を続ける。候補先は6カ所くらいが適当と考えているが・・・。


・オフォーツク流氷と知床半島、冬初めての体験ツアー
・首都東京と徳川の栄華・世界遺産日光・ディズニーリゾート体験ツアー
・東シナ海、魚の宝庫・五島列島、潜伏キリシタン遺跡とハウステンボス見学ツアー
・天孫降臨の地、神話のふるさとと高千穂、コバルトブルーの日南海岸ツアー
・東洋のガラパコス奄美諸島と近代鹿児島の歴史探索ツアー
・八重山諸島の歴史、西表島体験、沖縄本島での平和学習ツアー

現在の高校2年生、生徒数720人からアンケートを取り、6カ所に分散させる。海外は6泊8日だったが国内は4泊5日となり、費用も格段に安く済むので保護者にとっては、このご時世故に助かる話である。気持ちを切り替え、しっかりと計画を組み、成功させたいと思う。タイミングを見て「教員の下見」も考えねばなるまい。修学旅行は重要な学校行事であり、「私は行きません」は通らない。その場合は学校にきて勉強となる。せっかく10年かけて築いてきた海外先進国修学旅行だが「コロナ」は国内に切り替えろと言っているのだ。ここは素直に言う事を聞こうと思う。しかし私は「未練たらしい」。日本人なのに海外が好きなのですねー。困ったものです。いや、日本人だからこそ、海外に目が行くのです!

産経新聞社が連載した「日本人の心」「楠木正成を読み解く」が単行本になった。素晴らしい書物である。私は今でも日本人として深く楠木正成公を尊敬している。氏がかかわる本を読むとその「生きざまの素晴らしさにすぐに涙ぐむ」。それくらい精神的に影響を受けている人物である。私は早速購入して理事及び監事に送付した。「本校の究極の教育目的のすべてはこの本にある」ような気がしてならない。正成公の残した多くの言葉の中で特に私は「命惜しむな、名こそ惜しめ」に心を震わせる。


明治維新を成し遂げた西郷隆盛は大楠公から大きな影響を受けているが大楠公のこの名言を隆盛は以下のように残している。「命も要らず、名も要らず、官位も金も要らぬ人は始末に困るものなり。この始末に困る人ならでは艱難を共にし国家の大業は成し得られるなり」。正成の精神世界は「公を大切に生きる」というものであり、これらは今でも日本人の心底に潜む美徳である。今回の「コロナ禍」の中でも日本全国、日本人は素晴らしい行動をとった。世界にこのような清潔で潔く、公の為に私を犠牲にして頑張る民族は居ない。私は日本人であることを誇りにしている。「まず公があってこその私」である。このことは辛い局面もあるが「私を優先させて生きるよりは公に生きる方が生きがい」がある。今の私にとって最大の公は学校法人浪速学院である。この為だけに私は生きているのである。最早この歳、「命も要らず名も要らず」だ。