2020年6月5日金曜日

グーグル教育認定資格取得の状況

「Hさん、9月入学のシミュレーションは中止するように!」「はい、分かりました。有難うございます」。Hさんは私が彼を呼ぶ時の愛称だ。私は昨日検討チーム長のHY教務部長に電話で言った。想定どおり「一時期ブームになりそうだった?9月入学」は頓挫というか、先ほど全国各地でコロナ関連で打ち上げた「花火」とまでいかず線香花火みたいに終わった。しかし政権の「レガシー」みたいな形でこの問題が突然出てきたが、一応「表舞台」に出て来たのは僥倖であったと私は思う。元々来年など無理筋だったのだが、然らば再度、何時、このテーマが国民世論の土俵に乗るのか、そこが問題だ。余程の「腕力」がないとこういうテーマは花開かない。選挙で訴えても「票にはならない」からだが、これは日本の学校の文化を根底から変える。変えることが死ぬよりも好きな私は些か残念だが仕方がない。今は他にやることが多いから諦めた。

「我が意を得たり」「得意満面」「ひとり、ほくそ笑む」「それ見たことか」言うのは大人げない。しかし少しばかり「嬉しい」。今朝の朝日と産経は府立高校のオンライン授業のパソコンソフトに「グーグル」を導入するとかなり大きな扱いだった。我々は先行してグーグルに全面的に舵を切って進めていたので数馬身の差を付けた。府立高校はグーグルと連携して教員の研修をするとあったが我々はこの点でも「ぶっちぎり」で差を付けている。5月15日のアラウンドに些か怒りを込めて書いた教員の「グーグル・トレーニングコース」は全教員が全13ユニットを完了している。素晴らしい。それだけに終わらず、何と次の段階である「グーグル教育認定資格」を取得した教員がドンドン増えてきている。「この資格は履歴書に書けるし転職にも有力」なものとなるだろう。

今日の管理職朝会で正式に6月末までに取得した人間には専任教員で一人2万円の報償費を研究費として7月3日の賞与・一時金の中に合算して支払う。一人1800円の受験料は全て学校持ちの上に自分の経歴を輝かせる資格取得に報奨金を出すなど「何と優しい私立学校法人」だと思うが私は是非出してやりたいと踏み切ったのである。問題は常勤講師の先生方だが、この人たちは1年契約の期間雇用である。元来は対象外だと思うが今日の校長会議で「出してやって欲しい」との要望もあり私は一人1万円を至急することを決めた。その理由は明瞭であり、専任に比べて講師の先生方は頑張ってくれている。専任教諭取得率25%、常勤講師41%、新任講師56%だ。専任教員の何と甘いことか?常勤や新任の先生の手前、恥ずかしくないのかなー?意味が分からず、動きの悪い専任教員は本校には要らないから常勤や新任の先生と代わって欲しいくらいである。



 
6月20日までに取得した人は7月賞与に間に合うが21日から月末までの人は7月給与に合算して支払う。5月15日のアラウンドに書いたように私は期限を6月末と定めた。7月以降に取得する予定の人は申し訳ないが支給できない。期限は来年3月末までなっているらしいが、ゆっくりとした人に支払うほどこちらには余裕はない。6月15日には全国の学校は全面再開となり、府立は6月中にオンライン体制を完備すると言っている。本校も然りだ。どうして来年3月末なのか未だに私には分からない。正門で生徒を迎えながら私は本校を「動きの速い素晴らしい教員集団」にしなければならないと今更ながら誓ったのである。