2022年2月1日火曜日

人生には三つの坂「上り坂、下り坂、まさか」?

 今日は2月1日、「一斉参拝」の日で当然「学院長講話」では話す内容は「オミクロン株」と感染者多数の場合の「学校措置」についてである。必要であれば校長判断で「学級閉鎖」「クラブ閉鎖」とすることに言及し今出来ることをしっかりとやるしかないと強調した。米中関係、ロシアとウクライナの緊張、北朝鮮のミサイル、北京の冬季オリンピック等にも言及し、国際社会を見詰めることが大切とも話し、「今をしっかりと生きよ!」「君たちの時代がくる。それまでに実力を付けるように!」等を話して15分の講話を終えた。基本的には激励しかない。

本校の生徒は人の話をよく聞いてくれる。それだけに話す内容,もって行き方、抑揚、選択する言語など重要である。国際情勢などに触れることは効果的である。とにかく生徒数が多いから生徒の心に到達する為の効果的なトーキング、スピーチ方法は工夫しなければならない。コロナ、コロナの学校だがもっと重要な事がある。生徒数の多い学校だけに尚更である。

ちなみに生徒数で言えば25日卒業式前日時点で高校は2093人、中学はジャスト380人、合計で2473人在籍していた。26日で710人の高校3年生が居なくなったが、4月には新入生が入って来る。「一体どれくらいの1年生が入学してくるのだろうか?」人生には三つの坂があると言う。「上り坂、下り坂」と「まさか」だ。まさか新校舎を建設した時にはこのような大規模な学校になるとは夢にも思わなかった。余裕を持って建設した校舎だが教室が足らなくなるとはまさか思いもよらなかった。卒業式の翌日に「令和4年度高校入試」に関して公立中学校校長会の名で進路希望調査の発表があった。27日に大きく新聞報道されている。これが第一回目の希望調査でその後は他府県などの数値も加わって変動するが大体の傾向はこれで読める。2回目の発表は確か2月8日の筈である。一覧表にまとめて入試広報部長が部屋に来て、いささか「ハイの状態」に見えたが「2位になっています!」というものだった。部長に就任して初めての業務だから、プレッシャーは相当なものだった筈だが本当に良く頑張ってくれた。この先生のキャリアパスからしても良いスタートを切れたと思う。確かに95校の私立高校の中で浪速高等学校は1928人と2位であった。昨年度は6位だった。

しかし、その後も増加し続けて昨日現在で1995人まで膨れている。これに浪速中学校からの内部進学者が加わると実に久方ぶりに2000人の大台を突破し2094人が実際に出願している。この数値は希望調査ではなくて2万円の「検定料」を払ってくれている出願者の数である。その中で「専願者が610人」となっているから令和4年度の入学者数は800人を大きく超えそうである。凄いことになってきた。私は昨日、1月最終日ということで様々な業務で重要指示を出すために拡大管理職会議を行ったが、その席で次は「2月10日の学力試験日が適正に実行できるように準備を怠るな!」と敢えて強調した。コロナ感染で試験に来られなかった生徒の対応である。




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