2023年3月24日金曜日

フィリピンUPHトップが100周年記念祭にご参列!

 凄いことになって来た。昨年11月28日にフリッピンの総合大学「パーペチュアル・ヘルプ大学(UPH)」の海外統括理事のR.モランさんが親しく本校にお見えになった時に私は4月30日の開校100周年奉祝祭へのご臨席をお願いしたのだが、過日正式に大学トップのアンソニー総長が自ら来て下さることが決まり、詳細日程が明らかになった。4月28日に関空に降り立ち、翌29日学校を訪問され校内校外のご視察、30日は奉祝祭にご臨席されるという徹底した本校訪問だけの来日である。私は極めて重要な海外からの「賓客」と捉え、誠心誠意おもてなしすることを決めた。28日の歓迎夕食会は市内のステーキハウスレストランとし、29日の校外施設視察時の昼食は私邸である「多聞茶寮」を使うことを決めた。私邸に招くと言うことは最大のおもてなしである。 

遡る事1年前の7月12日に初めてこの大学と包括契約の「オンライン調印式」を行い、今回来日されるアンソニ総長とは歳の差はあるが、「息があった」。私は洒落を入れたユーモアに富んだ挨拶をしたのだがこれが結構良い雰囲気を醸し出したと思う。フリッピンの日本大学とも言われ幼稚園から大学院まで、又多くの病院を抱える13学部も擁する名門大学のトップが、わざわざ大阪の一私立高校に来て下さる。この大学とは今年から国際コースの生徒達の「語学研修」の場所として選択し、大きな成果を上げた。特に大阪にある本校は今後の国際化の進展を考えた時に米国や欧州よりもアジア圏に軸足を置くことも重要だと思っている。そして何より親日的でもあり諸物価も断然に有利である。国際コースからは今年も直接にアジア圏の大学に進学する生徒も出始めており、私はこの大学とは単に語学研修の場所だけではなく、もっと幅の広い連携を進めたいと考えており、今回のトップの訪日を契機に踏み込んだ話を期待している。 



昨日は又嬉しいことがあった。3年ぶりの「多聞宿泊合宿」である。この多聞合宿から浪速改革が始まったと言える「特別な校外学習施設」であり、コロナで長い間「宝の持ち腐れ」であったが、今朝教員4名と生徒40名が一台のバスで千早赤阪村にある「多聞尚学館」に向かった。


私は午前中、市内有力神社の名誉宮司様の葬場祭に参列した後、現地に向かい、生徒達を激励した。テーマは「本年度の大学進学実績」であり、国公立は57人と過去を塗りかえる大きな進歩であった。生徒達にこの辺の話をして「時間はたっぷりある、目指せ目的の大学へ!」と題してスピーチをして激励したのである。科目は英語、国語、数学の基本科目であり、学校の授業とは全く異なった方法で要は「浪速高校大学受験多聞予備校」だと思って貰えば良い。模試を入れ解析し夜の24時まで質問、復習を行うのだから「力が付く」のは間違いない。